2009.05.20
大学生が、理科室らしき教室の後ろに、立たされている?の?か?。
なーんて、これは、教育学部の2年次を対象にしている「理科教育法Ⅰ」という授業での一コマです。
実際に自分たちで指導案を作り、模擬授業を行うまでを目標にしている授業とのことですが、実際どの指導案でどのような授業が行われているかを学ぶ必要があるため、基礎的な学習をした後、教育学部附属中学校にて授業見学を行わせていただくんです。
大学の講義で、座学では授業の進め方などを勉強したとしても、実際に好奇心旺盛な生徒さんを前にすると、いささか戸惑ってしまうのも事実。大学生は・・・・壁と同化気味・・・・。
でも、教室の雰囲気に少し慣れると、
「この班では、どうやって実験を進めているのか?。
「違う班ではどうか?。」
など、興味津々になってきます。授業時間の半分を過ぎる頃には、壁と同化気味であった大学生も教室の中を動き始めます。
授業後は、授業を行った先生との研究会。
どのような意図を持って授業を進められたのか、などのご説明をいただきます。
この授業では、このような授業見学以外でも教育学部附属中学校の先生方に教えていただく事が多いようです。
教育実習を3年次に控えているため、大学生にとっては良い刺激となったことでしょう。
※このエントリーでは、附属中学校の生徒さんと表記方法を明確に区別するため、岩手大学の学生さんを「大学生」としています。