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旅立ちの日

2011.03.23

昨日お届けしましたとおり、本日は各所で学位記授与式が開催されました。
例えばここ工学部では、大学院博士後期課程(俗に言う「博士」の学位を取得された方々)の授与や、優秀学生表彰などが執り行われておりました。

博士後期課程では一人一人、学部長より学位記を、担当教員からメダルを受け取ります。
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その後は、各学科ごとの授与式になります。
こちらでは、大学院博士前期課程(俗に言う「修士」)と、学部(「学士」)の授与が行われます。
私がお邪魔した電気電子・情報システム工学科 電気電子コースの授与式では、見知った顔ばかりのせいか、とても和やかに進行していきます。
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授与の際に、全員と握手したりして。
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学部長が挨拶で述べておりましたが、ここからがスタートですと。
今まで学んだことを、これから社会に役立てていくんだと。

特に今、日本中が大変な事態に見舞われ、悲しいニュースが飛び交っています。
そんな中で新たな一歩を踏み出す皆様が、社会における新しい力、希望の光となることを願っております。

最後に、悲しいニュースを受け止めるのと同じくらいの心で、この嬉しいニュースを受け止め、お送りします。
修了・卒業、おめでとうございます。

学位記授与式

2011.03.23

お天気に恵まれた本日は、気持ちも同様に晴れやかな一日となりました。

学内は、卒業式・修了式が開催されないため、例年のような袴姿の学生さん達はおりませんでしたが、その代わり、スーツに身を包んだ皆さんが学内あちこちで談笑していました。

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大きな震災の後である事は事実。しかし、修了・卒業を迎える学生さんにとって、今日という日は大切な節目である事も事実です。

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教育学部の玄関は、きれいな花で飾られておりました(^^)。
このところ物の流れが止まっており、必要なものを必要な時に購入できない状況が続いている中です。教職員の方々の、学生さんの明るい未来を願う気持ちが込められているんだなぁと、とても嬉しくなりました。各学部は回れませんでしたが、きっと、どの学部でもこのような心遣いをされていたことでしょう。

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外では、卒業する子達が写真を撮ってました。
皆さんの将来が、たくさんの幸せで満たされますように!。

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と、紹介を続けている最中ですが、ご覧になっている方は気付いていると思います。そう、卒業生以外の学生さん達は、ほとんど大学構内にいません。寂しい雰囲気もありますが、反面、卒業生の皆さんの明るい笑い声があちこちから聞こえてくるので、こちらもつられて笑顔になります。

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この状況下、この言葉が適切かどうか、本当に悩みました。でも、やはり言わせてください。

修了・卒業。おめでとうございます。