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ICT機器提供へ

2011.04.19

14日にお届けしましたとおり、昨日は被災地へICT機器のセットアップに行ってまいりましたので、その様子をご紹介します。

今回の伺った場所は、田老町漁協、宮古水産加工協、三陸やまだ漁協、船越湾漁協、宮古魚市場の5カ所です。
(詳しくは工学部ホームページ、「報告::ICT機器の提供先」

おろす場所ごとにコンテナに詰め、車に乗せたら、沿岸まで約100kmの道へ出発です。
ファイル 881-1.jpg

最初に伺ったのは、宮古地区合同庁舎。
ここで現地の案内役の方と合流し、各提供場所へ向かいます。
ファイル 881-2.jpg
ここは最も近い水場である閉伊川までの距離が約1.2kmあり、またすぐ裏手まで山が迫っていることもあってか、物的被害は見あたりませんでした。

が、次に伺った田老町漁協。
ここはすぐ裏手に川が流れており、海までの距離も約500mと言う立地のため、1階部分は全壊。2階の床も水に浸ったそうです。
ファイル 881-3.jpg
写真右手の堤防の上から、この写真の背中側を撮影したのが下の写真です。
ファイル 881-4.jpg

こんな光景が、行く先々で目に入ってきます。
そんな中にあっても、今回機器を運び込んだ先では、復興に向けて皆忙しそうにしていました。

大学ではまだ提供可能な機器がありますし、これからも集まってくると思われます。
もし被災地へ情報を伝える手段や人的ネットワークをお持ちの方は、「大学でこんな活動をやっているよ」とお伝えいただければと思います。