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緑から紅と黄へ

2011.11.11

今日は2011年11月11日。
「1」という数字がたくさん並ぶ日でもあります。
もともと、11月11日という日は「ポッキーの日」をはじめ、「豚まんの日(豚の鼻の穴が11という数字に見えるため)」や「ロールちゃんの日(某製パン屋さんのロールケーキ「ロールちゃん」とに描かれているキャラクターの耳にちなんで)」、「立ち飲みの日」「磁気の日」などなど、いろいろな記念日になっております。

少し話を変えて、大学構内。
ちょっと前に紫Blogegrがご紹介したように、今は紅葉真っ盛り。

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構内をきれいに彩っています。
ところで、この紅葉、紅くなるものと黄色になるものとありますが、みなさま理由はご存知でしょうか?。

もともと、葉っぱの緑色というのは「クロロフィル」という物質の色が大いに関係してます。「クロロフィル」とは「葉緑素」。だから、葉は緑。
「クロロフィル」は葉で光合成を行います。光合成って、覚えていますか?。日の光の下、空気中の二酸化炭素と水から炭水化物や糖分を作り出して植物の栄養にする、というあれです。
夏の間は日の光を受け栄養を作り出しどんどん成長しますが、秋になり日が短くなってくると、クロロフィルは分解され始めます。樹が冬の準備をし始めるためです。

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クロロフィルの分解と並行して、葉で作られた糖分が化学反応を起こして「アントシアニン」という物質が生成されると、このように紅く変化しますし、

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もともと葉が持っていた「カロチノイド」という物質が目立ち始めると、このように黄色く変化します。

紅い葉の代表は「もみじ」で、黄色い葉の代表は「イチョウ」でしょうか?。

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余談ですが、大学には立派なイチョウの樹が何本もあり、周りにはイチョウの葉と一緒に銀杏もコロコロと落ちています。気づかずうっかり踏んでしまうと非常に残念な匂いに包まれる一人罰ゲーム。

最初の話を戻して。
なぜ、今日、この話題を取り出したか、というと、それは

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桃Bloggerが「11年11月11日」から「構内の並木」を想像したからです…というのは嘘で、ホントは「正門から1111歩目の場所はどこか?!」という企画を実施したかったのですが、歩き始めてすぐに「無謀」と気づき挫折してしまっただけという…。