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女子会に潜入

2012.05.24

先日工学部食堂で、こんな企画が開催されていました。
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工学部女子会 with 西谷工学部長

事前に「取材に来ませんか?」とご案内を受けていたので、二つ返事で了承し、潜入してきました。
会場を見回すと女子ばかり。(女子会だから当然なんですが)
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なんともな場違い感を感じながら取材を続けます。

開会にあたって、西谷工学部長、船﨑入試広報特別対策室長から挨拶が有りましたが、それによると
「現在工学部の女子率は13%でとても低い。ひとまずの目標を20%、最終的には50%!(までいけたらいいなー)
というのも、女性研究者を増やしていきたいという長期的な目的のため。ヨーロッパでは女性研究者が50%近い。日本でもそうなって行かなければならない。その裾野を広げるために、まず女子学生を増やしていこうではないか!
そのために女子学生に対して良い環境を作り、工学に対する女子学生の敷居を下げたい。
またそれの実現のために、当の女子学生と意見交換をし、魅力ある学部にしたい」

というのが開催目的だそうです。

実際この日の配布資料「2011年度 女子学生からの要望とその対応」を見ると、男性目線ではなかなか出てこない女性ならではの意見が盛り沢山。でも着実に対応は進んでいるようです。

そのうちの一つが、7月竣工の「総合教育研究棟(環境系)」(元工学部6号館)に新設される「女子学生専用パウダールーム」。
岩手大学初の施設です。
これなんて、「パウダールームって...化粧室? だと意味合いが違うから....お化粧室??」なんて発想の男性(私とか)にはなかなか思いつかないところです。

こういった活動の中心になっているのが「工学GIRLS」の皆さん。
女子学生ならではのパンフレットを作ったり、オープンキャンパスで女子高生のための説明会を行ったりと、精力的に活動しています。
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現在メンバーを募集中だそうなので、興味のある工学部女子学生は是非!

てな話の後に、和やかで賑やかな交流をしているうちに、あっという間に陽も落ち閉会のお時間。
最後は皆さんで集合写真をパチリ!
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皆さん素敵な笑顔ですが、最も笑顔が輝いているのは...学部長?