一昨日のことです。
新しくできた工学部の銀河ホールを会場に、国際交流フォーラムが開かれるというので、参加させていただきました。
銀河ホールについては、この記事や、この記事でもお伝えしていますが、ワタシが足を踏み入れるのは初めて。シックな色合いの、とてもきれいなホールでした。
さて、この「国際交流フォーラム」ですが、なんでも
・本学の教育の質の向上
・海外からの優秀な留学生受け入れのための環境整備
・戦略的な国際連携
・国際化拠点形成のための活動
という目的のために立ち上げた「研究グローバル化特別対策室」の主催ということで、講演はすべて英語とのこと。大丈夫かな?ワタシ(^_^;;。
などと心配しているうちにフォーラムがスタート。
司会の先生のご挨拶ののち、
コーディネーターの先生から、ご講演いただく先生のご紹介がありました。このご紹介の段階から英語onlyの時間です。
今回ご講演くださいましたのは、韓国蔚山科学技術院(UNIST)の金兵洙先生。UNISTは創立されて4年目という非常に新しい研究機関だそうで、そのあたりの事情や理念についてお話しくださいました。
UNISTは、国際的に評価の高い研究成果を生み出すための教育を目指していることから、授業はすべて英語で行うそうです。また、優秀な成績を収めているにもかかわらず経済的な事情で進学を断念せざるを得ないような高校生に対し、他大学より授業料を優遇するなどの対応を取っているとのこと。
何年後にはどういう大学にしたい、という長期的なビジョンもしっかりとあるそうで、研究に対する熱意を非常に強く感じました。
最後は、金先生を囲んで記念写真。
ご講演は約1時間という短い時間でしたが、他国の研究・教育事情を知ることができ、語学力の必要性を痛感することができ、とても有意義な時間となりました。
この国際フォーラムは、これからも開催されるそうです。
専門研究のみのご講演ではないので、どなたでも気軽にお聞きいただけますよ。ご興味のある方は、次回以降、ぜひご参加を♪。