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いよいよ開催、研究会(その2)

2014.03.07

さて、このように全国から人が集まる機会というのはそうそう無いものですから、その貴重な機会を存分に活用すべく設けられるのが、「情報交換会」です。
本研究会では、初日の発表終了後である3月5日(水)の夜に開催されました。

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鏡開きをしていただいたのは、左から
野中実行委員長
高塚元技術部長
藤井学長
小川統括技術部長
次期開催校である、山口大の渡邉様
の5名の方々。

乾杯に先立ち、景気の良い音を響かせてくださいました。

こうして始まった様々な情報交換。
例えば
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これはウマイ!
アレまた食べたい!!

であるとか、参加機関の方々より頂いた全国各地の銘酒など(お心遣いに感謝申し上げます。大変有難うございました)の
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これは飲みやすい!
こっちは品があって!!

であるとか。

いやもちろん、日中の発表に関することとか、こうした研究会で知り合った全国の仲間達と旧友を温め合うとか、実に有意義な時間が流れました。
 
 
さて研究会の日程は今日まで。
三日目の今日の日程は、視察会(シンポジウム)。
来週で発生から3年を迎える東日本大震災の被災地である、岩手県沿岸を訪れます。
このシンポジウム、当初は40名で計画していましたが、希望者多数のため160名まで枠を拡大しての実施となりました。
やはりこの機会に一度目にしておきたい、という方が多かったようです。

予定では、8時に盛岡発、19時に盛岡着となってはいますが、なにせ行く先は沿岸被災地ですから、何があるか読めません。
それに加え、今日は「みちのくSLギャラクシー」の出発式が釜石で催されているそうで、混雑も予想されます。
さらにさらに、今日は岩手でも比較的暖かめな沿岸でさえ、予想最高気温が2℃と大変厳しい寒さとなっていて、路面状況の悪化も考えられます。

しかしながら、実際3年前の同じ時期に、このような寒さの中地震が発生した事による、画面や文字などでは伝えきれない辛さを、身を持って体験なされていることと思います。

予定通り、無事に工程を終え帰還されることを願っています。
 
 
さて、3日間に渡り開催されてまいりました、「実験・実習技術研究会inイーハトーブいわて」の様子を駆け足でご紹介してまいりましたが、最後に運営に携わられた岩手大学の皆様、また全国各地よりご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

いよいよ開催、研究会(その1)

2014.03.07

先日桃Bloggerからちょっとだけご紹介のあった「実験・実習技術研究会inイーハトーブいわて」が、3月5日(水)より開催されております。

全国各地より技術系職員をお迎えするということで、様々な準備がかなり前から、それこそ昨年10月からも行われてきたわけなんですが、やはり大詰めとなったのが今週はじめ頃。
会場となる学生センター内では、発表会場や休憩室、受付などのセッティングやら資材搬入やらが、
そして屋外では、案内誘導の張り紙設置などが急ピッチで進められました。
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こうした屋外作業をしていたのが、4日(火)の午前中。
肌寒いながらも、抜けるような青空のもと、翌日からの来訪者が迷わず会場に来られるように、学内20箇所近くに張り紙をしていきます。
 
 
そして迎えた研究会当日。
打って変わっての、雪。
というか、吹雪。
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シャッターを押す手も震えます。

が、「降る雪を初めて見た!」という、沖縄より来られた方も居たそうで、こうした気候風土を体験できるのも、全国規模の研究会に参加する一つのメリットではないでしょうか?

さて、昨日一昨日ともこのような荒天ではありましたが、それは屋外の話。
建物の中では、二日間に渡り講演や発表があり、活発な意見が交わされていました。
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上の写真のような口頭発表は、全72件。
14分野に及ぶ広い範囲からの発表がありました。

またコチラはポスター発表の会場。
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まさに「黒山の人だかり」のような盛況っぷり。

開催校関係者の悲しみ(=裏方作業)により、聞きたくても聞けない発表もありましたが、それでも何件かの発表を聞くことができ、全国の大学や研究機関などで技術職員が携わっている実に様々な内容に触れることが出来ました。

また、こうした全国規模の研究会の運営スタッフとして携われた経験は何事にも代えがたく、直接的にはならないかもしれませんが、今後の業務に役立つことでしょう。

(つづく)