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四方に春

2014.04.18

エキスにも続々と春のたよりがアップされていますが、里や野に来れば山にも来る。
ってことで、今朝の岩手山さんの様子がこちら。
ファイル 1698-1.jpg
通称「岩鷲山」というだけあって、今年も見事に大鷲が羽ばたき始めています。
ファイル 1698-5.jpg
以前ご紹介した写真と比べてみると、
2011/4/6は、今日よりだいぶ細め。やはり約2週間の差というのは大きいのでしょうかね。
更にさかのぼって2009/4/20を見ると。
おやおや、日付的には近いのに、今年よりだいぶ恰幅がよかったようで。
形状的には先ほどのエントリーにある、2009/4/8が一番近い感じですね。
今年は雪が多かったのか、それとも春がゆっくりやってきているのか。

さてその岩手山は、岩大から見るとおよそ北西方向。
そこから約90°ずつ右を向いて行くと、それぞれにきれいな山が見えてきます。

こちら北東向き。
姫神山です。
ファイル 1698-2.jpg
盛岡近郊の民であれば必ず知っている(?)岩手三山伝説では 、岩手山の妻になります。
標高が1123.8mということで、付近の小学校の遠足コースになっていますね。
私も○十年前に登りました。
(○に入る数字にビックリしたのは秘密です)
こちらは山頂にもほとんど雪は見えませんね。

こちらは南東向き。
早池峰山です。
ファイル 1698-3.jpg
今回ご紹介の中では最も遠くに位置するため、写真もぼんやりですが、まだ山全体が白い雪に覆われていることが目に取れます。
この早池峰山も、岩手三山伝説の登場者(登場山)ですね。
大償神楽、岳神楽に代表される民間信仰も有名です。一度でいいから見に行ってみたいなー。

こちらは南西向き。
南昌山、赤林山、東根山の連山です。
ファイル 1698-4.jpg
昔から「南昌山が曇れば雨が降る」などと言われていますが、実際南西方向のこちらから天候が変わっていくことが多い気がします。
標高はいずれも850m程度と、姫神山よりだいぶ低いんですが、北斜面を見る格好になるので、雪が多く残っている様子が見えます。

と、山々に囲まれた岩大ですが、その分季節の移ろいを長~く楽しむことが出来ます。
たまには視線をグッと上げ、山々に目を向けるのもいいかも。