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国際会議へ初参加!(その2)

2014.09.03

はい、そんな訳で国際会議の運営に携わってまいりました。
記録を見返してみると、「この会議の運営に入ってもらえませんか?」という打診を受けたのが5月末。
この頃から具体的な準備が始まっておりました。

昨日のエントリーで桃Bloggerさんが触れてましたが、今回の会議は岩手大学と高エネルギー加速器研究機構が共同で開催していたため、打合せの際も主にこの両機関から出席されています。
出席と言っても距離が遠いため、どこかに集まるのではなく、ネット会議。
いやー、初めてインカムとやらを使ってみました。
なんかね、自分がいきなりIT化した気分。

こうした下準備を経て開催された今回の研究会。
室内では(もちろん英語で)ILCに関連する様々な内容で議論が交わされていました。
ファイル 1795-1.jpg
(いや、英語がサッパリな身としては、「交わされていたようでした」と書くのが正解かもしれません・・・)

このような国際会議で欠かせないのが「バンケット」
直訳すると「懇親会」
「会議の成否はバンケットで決まる!」とは担当者の弁ですが、地元の風土を知る一つの大きな手法であることは間違いございません。
県南一関は餅文化、ということもあって、餅つきのパフォーマンスやお振る舞い、また寿司職人さんによる握り披露や笹の葉の飾り切りなどなど、地域の文化、日本の文化を知ってもらえるような企画を考えました。そのかいあってか、参加者の皆さんに楽しんでもらいました。
ファイル 1795-2.jpg

今回の会議で、私が担当したのは「会計」
金庫を肌身離さず持ち歩いてました。
現金管理はもちろんなんですが、この金庫に入っていたもう一つの重要なもの。
それは、「領収書」
開催初日に参加費を徴収する役割も担ってました。

するってーと、
・現金数十万を預かる=責任重大
・領収書が手元にないと受付を始められない=遅刻できない
・参加者の半数近くが外国の方=英語
このプレッシャーのため、眠れぬ夜を過ごしていたのは秘密です。

と、我々も色々準備をしていたんですが、会場となる一関市でも様々な準備をされておられました。
例えばこちら、駅前に設置された提灯看板には
Welcome to Ichinoseki Cityの大文字の下に、今回の研究会のタイトル「POSIPOL2014」の文字が。
ファイル 1795-4.jpg
今回の研究会のために作成されたんですね。

またこちらは、参加者全員に配布された「ILC Tシャツ」
ファイル 1795-5.jpg
ILC International Linear Collider
の文字と、建設予定ラインが入った地図がデザインされています。
うーん、力入ってるなぁ。

と、色々準備して無事に終わった研究会。
終わってみて思うのは
・準備は大事
・準備していないことが突然起こっても、柔軟に対応することがもっと大事
・これからは、英語も大事
私としては苦手な要素が多分に含まれていますが、そこに気づいたことも収穫の一つかな?と思っています。

以上、国際リニアコライダー(ILC)に関連する研究会「PosiPol2014」の報告でした。
See you.