「学生さんも社長になれる!」
と紹介したこの記事(その1、その2)。かれこれ1か月半ぐらい前になるでしょうか?。
この記事を書いた後、
「ところで、学内カンパニーを取りまとめている起業家支援室って…なんだろ?。」
そんな疑問を抱きまして、取材に行ってきました!
工学部の中に居を構えるこちら、起業家支援室。
ドアを開けたら
おっと失礼、学生さんとのミーティング中だったようで(^_^;;。
部屋を移し、改めていろいろと教えてくださったのは
こちらで微笑まれるお方。特任教授の佐藤秀雄先生です。
起業家支援室が主に手掛けるのは、学内で17社が展開する「学生カンパニー」に対する支援。
6年前にスタートしたこの学内カンパニー制度ですが、2つの特色があるそうで、1つは、学生の技術・知識習得レベルに応じて「社員」と「インターン生」を区別し、学生同士でも指導し合うという「リアルに近い就業体験」が得られること、もう1つは、地域の企業や人をアドバイザーとしてカンパニーに位置づけ、必ずペアで成果を生み出すこと。
この2つの特色により、学生さんたちは「実感ある責任」「社会性」「企業の力」のそれぞれを学び養うことが出来るんだそうです(^^)。
なるほど、上手いこと考えましたねー!
などと思いながら佐藤先生のお話をお聞きしていたんですが…。
ここでワタクシ、ふと気づいたことがありました。
それは。
佐藤先生のお話が「心」「気持ち」に寄り添いながら「思考」を構築するように組立てられていること。
「今の学生さん達は、大学に入るまで大人と接してきていないんだよ。せいぜいご両親か学校の先生。でも修了・卒業して社会に出たら急に大人としての振る舞いを求められる。それは酷だよね。だから、困っている部分を見つけて考え方を教えてあげるんだよ。それだけですぐに出来るようになる。」
そうおっしゃる先生のご様子を拝見していると、学生さん自身が自らの不足を補い能力を伸ばし成長する機会を、カンパニーと共に作っておられるんだなぁと実感しました。。。
起業家支援室。
初めて伺いましたが、とてもとても熱き心になる場所です♪。
やる気スイッチを押された学生さん達が生み出す成果。今後も目が離せませんね(^^)。