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2日間の大論争

2016.12.14

「なんで?」と言われそうですが、
今日は大学職員として参加した研修のことを
少しお伝えしたいと思います。

といいますのも。
僕が昨日今日と東京で開催されました
「国立大学法人等若手職員勉強会」に参加してきたから。
なので、少々おつきあいください。
ファイル 2385-1.jpg
なんか近頃出張ネタが多いですね…。
すみません…。


この勉強会。
全国の国立大学法人等において、
中堅に突入したぐらいの年代の職員
(…ギリギリ若手というぐらいなんでしょうか)
総勢120名弱が集まり、
いくつかの講演を聞いた上で、
あとは10人程のグループに分かれ、各自が抱く課題等について、
徹底的に議論を重ねる、といった研修でございました。


さて。
一口に「国立大学法人等」と言っても、
東京大学のような大変規模の大きな大学や、
本学のような地方大学、
また、医科大学や教育大学のような単科大学などなど
その規模や性格は実に多様です。

そんな多種多様な大学があるんなら、
抱える課題も様々なんだろうから、
一堂に会して議論を重ねるよりも、
規模や性格の共通した大学で議論したり、
また個々に解決策を見いだすべきではないか、
と思われる方もいらっしゃるでしょうか?

確かにそれはその通りで、
例えば一学部が本学ぐらいあるような、
大変規模の大きな大学と本学では
扱う予算総額も学生数も教職員数も異なりますので、
組織として向き合っている状況は異なるのだと思います。


でも。
一職員にクローズアップしてみると、
勤務年数が同じぐらいの職員同士だと
そうした規模や環境の違いを超えて、
共通した課題を抱えているもののようで、
案外容易に問題意識を共有することができました。
…案外不思議ですよね。


個人的な話で大変恐縮なんですが、
業務の標準化による効率化について
ここ数年悶々と考え続けているんですけども。

そのあたりを話すと、
グループ内で誰かしらは同じような点に課題を抱いていて、
さらに解決に向けて動いている大学もあれば、
既に結論は出して解決策を動かし始めたけど、
それをうまく回す方法について課題を抱えてる、
という大学もあったりと、
多様な視点・環境から
同じ課題に対する多様な対応を知ることができ、
僕一人では気付けなかった多くの収穫がありました。


……と…なんか真面目くさって書いてきてますね…
…ここまで読んでくださっている方は…。
果たしていらっしゃるのかしら…。
ちゃんと次回更新の時には、
岩手大学の中のことを書きますのでね~。

ともあれ、大変…大変収穫の多い研修でございました。
派遣してくれたことにも大変感謝しています。

こうして学んだことを、
本学の学生の皆さんはじめ、
多くの皆様のお役に立てるような形で
本学に落とし込むことができるよう、
明日から励まねばなぁ、
と、東京のビル群を眺めつつ
ファイル 2385-2.jpg
帰りの新幹線に乗りこんだのでした…。


しかし…盛岡は寒いんだろうなぁ…。
(東京滞在中ジャンバーは一度も使いませんでした)