2017.03.29
つかの間の静かな構内ですが、
何やら大きな板が運び込まれてきました。
しかも皮付き?のようです。
聞くところによるとこの木材、演習林からやってきたようなのですが、
ほか詳細は謎に包まれております。
この謎の皮付き板、「昇降盤」という大きな機械を使って
長さを整えていきます。
刃が高速で回転するので音も大きいし
(この作業中に近くの廊下を通りかかると
「近くで工事でもしてるのかな?」と思うくらい)
切りづらい箇所は焦げ目ができたりと、
材料が大物なだけあってなかなか大変そう。
寸法や形の都合でうまく切れないところは、
のこぎりで丁寧に切り落とします。
便利な道具や機械はあれど、
やっぱり手作業も必要なのですよね。
この辺はやっぱり職員さんの熟練の業が光ります。
扱い慣れた人がやると軽そうに見えるのこぎりも、
慣れない人間にとってはうまく引けないし余計な力も入るしで
思うようにいかないんですよね。
切り口やケバケバしたところはやすりできれいにします。
たかが板されど板。
皮付きのままで一見粗そうに見える材料ですが、
細かいところまできれいにしてるんですよ。
…と鮮やかで手際の良い作業をぼんやり眺めてたら
あっという間にこの日のミッションは終了との事。
これから後日、別の工程に移るのだそう…。
機械やのこぎりで切るのだって
けっこう大がかりな作業だと思っていたけれど、
これはまだまだ序盤戦だったようです。
さてさて、この大きな板から、いったい何ができるのでしょう…?
わたしも楽しみにしつつ、続報を待ちたいと思います。