こんにちは。
紺Bloggerでございます。
極寒の1月が終わり、2月に入りました。
寒さはまだまだ続いていますが、
春は間違いなく近づいてきてはいるんだと、
カレンダーをめくりながら考えております。
さて、今、図書館で面白い企画をやっています。
その名も
「学生選書 君たちはどう学ぶか」
本企画は、
本学の教養教育科目「図書館への招待」の講義の一環で、
学生の皆さんが
「専攻する学問、履修する講義、
興味のある分野の学修や研究に役立ちそうな本」
をテーマに選書した本を展示するというもの。
しかも、
本を選んだ学生さんによるPOPも挟まれているものもあり、
それぞれの本の魅力を教えてくれます!
以前から学生の皆さんによる選書企画は行われてきましたが、
今回は、その企画名、そしてテーマが示すように、
学生の皆さんの「学び」に関する本が選ばれています。
なので、小説やノンフィクション等に加えて、
図鑑や辞典、また授業の教科書になるような書籍もあります。
しかも、本科目は全学部の学生を受講対象にしているので、
分野も様々。
学生の皆さんは、自身と同じ学部や、
近い分野を専攻している学生さんが
読んでいる本を知ることができますし、
また、他学部の学生の皆さんが
学ぶために読んでいる本を知ることができます。
これって結構面白いなぁ、と思うんです。
例えば。
僕が今回選ばれた書籍の中で興味深いと思い、
たぶん近いうち借りることになる本があります。
というのも、今、僕、「木遣り」、
もっと言うと「南部木遣り」に大変に興味があり、
で、そもそも「木遣り」って何なのか、
どうすればできるようになるのか、
「木遣り」と「南部木遣り」は何が違うのか、
みたいなことを考えていまして。
民謡や伝統芸能なんかの本を読んだり、
調べたりしてるんです。
そんなこともあって、
この本に興味津々なわけですが、
実はこの本を選んだのは
農学部の森林科学科の学生さんなんですよね。
本自体も林業分野に区分されているようです。
つまり、民謡や伝統芸能とか、
僕がパッと思いつく分野ではなく、
全く別のアプローチで
「木遣り」について書かれた本ということで、
おそらく今回の企画が無ければ、
出合うことはなかった本だろうなぁ、と。
選書してくれた学生さんには、密かに感謝しているわけです。
ありがとう…ありがとう…今度読んでみるよ…。
と、いったように。
普段自分が興味をもっていることに、
全く異なる視点から学びの糸口を教えてくれるこの企画。
多くの方にとって、これまで予想していなかったところから、
新たな学びの機会を提供してくれるのではないか、
と考えております。
展示リストも配付されていますので、
まずはこちらを眺めてみてもいいかもしれません…。
本企画は今年4月頃まで
図書館2階の入館ゲートすぐ横に展示しています。
興味のある方はぜひご覧くださいませ~。