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もしも、突然車いすのお世話になったら…

2018.02.28

そうです、まさにワタシがそうだったわけで。

そして、もしかしたら今後、学生さん・教職員の皆さんに、同様のハプニングが起きないとも限らない。

そこで、こういった面からも岩手大学を見てみようと、今日がその第1回目になります。

ところで、学内の要所要所には車いすが常設されています。
例えば、授業中に具合が悪くなってしまったり、倒れてしまったり、そういう方々を保健管理センターまで移動させる際に利用されるものです。

理工学部であれば、1号館と4号館の玄関にあるそうですよ。
「友達が倒れてしまった」などの場合、各学部の事務室に一声かけてからご使用くださいませ。

さて、話を戻して。
車いすで移動する際の天敵は「段差」。数センチの段差に進路を邪魔される場合だってあります。

なので

ファイル 2682-1.jpg

こういう場合はもちろんスロープ側を上るわけですが、

ファイル 2682-2.jpg

やってみて気づきました…結構きつい…。
およそ8度という緩やかな角度ではありますが、距離がある分、上りきる頃には腕がプルプル。下りるときはスピードを抑えなければなりません。

なので、もし、そういう場面に遭遇したら、どうぞ力を貸してあげてください。
もちろん、ワタシも協力させていただきます!

また、車いすの使用中、ドアを押したり引いたりするのは困難です。

車いすに乗っていると、視点が低くなるためどうしても全体の様子が捉えにくくなりますが、

ファイル 2682-3.jpg

周りを見回すと自動ドアも近くにありますので、そちらを使うと便利です。

また「車は運転できるので、建物の近くにさえ駐車できれば…」
という場合もあると思います。

ファイル 2682-4.jpg

こちらは、現在使用者がいないため雪深い感じになっていますが、
場所によっては屋根がかかっているので、

ファイル 2682-5.jpg

降車後、あらわになった地面をスイスイ移動すればOK.

車いす・松葉杖使用者の天敵は「濡れた床」や「凍結・積雪の道路」です。なので、建物までつづくアスファルトは、非常に心強く感じます(^^)。

各学部の建物、正面玄関近くには、体が不自由な方用の駐車スペースがありますが、一定期間使用したい場合、上記のような別途スペースを案内される場合もあるかと思います。
こういった場合も、各学部に理由と共にご相談くださいませ。