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盛岡も梅雨に突入

2019.06.17

東北北部も先週末ついに梅雨入りしまして、
あいにくのじめじめ寒々な土日だったのですが、

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今日は「いいお天気!」とまではいかなくとも
洗濯物は乾きそうだな、というくらいには落ち着きました。

5月下旬頃にとても暑い日が続いたことから
だいぶ暑さ対策に力を入れた矢先のこの梅雨寒で、
なかなか思うようにいかないなと思う今日この頃です…。

そんな梅雨入りしたての学内には、
この時期ならではの景色が広がっております。

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農学部南側、動物病院~植物園にかけて、
数年前に植えられたアジサイたち。

開花したのはごく一部なので見頃はもう少し先になると思いますが、
白いアジサイがずらりと並ぶ景色は圧巻ですので
近くをお通りになる際は是非、お立ち寄りくださいね。

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今更といえば今更なのですが…
北水の池のスイレンも絶好調。

毎年、秋冬の姿(真冬は氷の下にあるのでもはや姿すら見えない)
を目の当たりにするたび
「これは…もう二度と生えて来ないのでは…」
などと心配になってしまうのですが
このとおり、ちゃんと然るべき時期になれば活き活きと葉を茂らせ
花を咲かせてくれる彼らを、
今年の秋冬からこそはちゃんと信じようと思います。

ちなみに、ザリガニ釣りを楽しむお父さんと小さなお子さんの姿も。

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圃場の実習用の洗い場には、いつの間にかオタマジャクシが。

小さくはありますが学内の圃場にも水田があるので、
そこから来たのでしょうか。

実習がある期間はあと1か月半ほど。
おそらくそれを過ぎるとこの大きな水受けは撤去されてしまうので、
それまでに一人前のカエルになって、
それぞれの安住の地を見つけてくれたらいいなと願うばかりです…。

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恥ずかしがりやさんなのか、個人情報や肖像権へのこだわりなのか、
絶対にカメラに顔を見せてくれなかったスズメさん。

物色しているのは、クワの実ですね。

学内のあちこちに生えている桑たちは、ちょうど果実が熟れて
鳥たちのごちそうになっています。

アスファルトにつくクワの果汁の染みもなかなかの濃さですが、
この時期は学内に落ちている鳥のフンもかなり鮮やかな赤紫になります。

春も過ぎ、初夏、梅雨ともなると学内の景色もいろいろと
見ごたえある場所が増えますが、
繁殖期でカラスが神経質になっていたり、
そろそろハチも活動的になり始める頃です。

学内をお散歩されたり自然観察などで歩かれる方は、
立ち入り禁止の表示などがある場所には入らず、
身の周りにも注意を払いながら、お楽しみください。