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ライバル登場?

2019.07.30

なかなか開催に至らない「ソリコン(仰け反り具合の素晴らしさを競うコンテスト)」ですが、この時に取材したこいつ
ファイル 3034-1.jpg
に、強力なライバルが現れた模様です。

そのライバルは、樹木。
同じ樹木同士ということで、反り具合の比較もしやすく、ライバル関係が一層際立っております。

さてそのライバルさん。
まずは根元に注目してみますと
ファイル 3034-2.jpg
ふむ。
写真には樹木が3本。
いずれも大地にしっかりを根を下ろし、空に向かってまっすぐ伸びているように見えます。
ここからでは反り返り具合どころか、どれがライバルさんかさえ判別ができません。

では裏側に回って、少し視線を上げてみますと、
ファイル 3034-3.jpg
んん?
両サイドの2本は変わらずまっすぐ伸びてますが、
注目すべきは真ん中のやつですよ。
なんかこう、左側の太い方の木に寄り掛かるような感じで反り返り始めていますね。

これが果たしてどんな感じで伸びているかというと。
ファイル 3034-4.jpg
え?!

おかしくない?
おかしくないですか、この伸び方。
寄り掛かるどころか、完全に突き抜けて反対側からひょっこりはんしちゃってますよ。

別に上に障害物があるでもなし。
蔦のように何かに絡まる植生のようでもなし。
一体なにがどうなってこうなったのか、サッパリわかりません。

さすがにこの方向に幹を伸ばされたもんじゃあ危ないよ!
という判断があったのでしょう、地面から2m位の高さで切断され、今ではほぼ立ち枯れのような状態になっていました。
この切断面も、直径が20cm程もありまして、当時はかなりの樹勢を誇っていたことが想像されます。

そんな圧力(?)を受けていたからなのか、反対側から見てみると寄りかかられた方もこらえきれずに若干斜めってしまってるように見えます。
ファイル 3034-5.jpg

このように、反り返り具合は十分ですが、途中で切断されていること、立ち枯れていることが、コンテストの審査員にどう評価されるのか、楽しみです。
コンテストが開催されれば、ですが。