記事一覧

本番がなくても

2020.06.15

|今年のさんさ踊りが
|は ー じ ま ー った よ ー !!
└──v───────────────────
(ノ゚⊿゚)ノ


ということで、今年は盛岡さんさ踊りが中止となり、例年通りの募集も練習もなく悲しい叫びがこだました5月でしたが、ここに来て少しずつ動きが見え始めました。

先日、寮の多目的室に集まっていたのは、岩手大学でさんさ踊りに参加した学生さんたちで作られるサークル
『岩手大学さんさ踊り実行委員会』
の中でも、中心的な役割を担う皆さん。
ファイル 3237-1.jpg

そんな皆さんが、こうして集まったのにはもちろん訳があります。
それは、今目の前に差し迫っている2つの問題の解決を図るためであります。

その1つ目は、動きのすり合わせ。

岩手大学のさんさ踊りでは、主に練習場所の問題から、太鼓、笛、踊りのパート毎に別れての練習がメインとなります。

それにより、
パート毎に教え方がちょっと違ってたり、
引き継ぎのときにちょっと変化があったり、
ということが積み重なってしまうと、全体で揃ってパレードしましょう、となったときに
「あれ、ずれてる。。。」
ということになりかねない。

そんな事にならないように、各パートでの教え方をすり合わせて、統一を図ろうではないか。
てことが目的の練習になります。

ということで、この日は各パートごとにどんな教え方をしているのかを確認しあい、
ファイル 3237-2.jpg
どんな踊りに仕上げていくべきかについて検討していきます。
ファイル 3237-3.jpg

さすが皆さん、指導の中心になる方々とあって、基本的な動作は完全に身についています。
しかし逆に言うと、身についている分だけ、ちょっとした修正が難しいということも言えたりします。
岩手大学のパレードの統一感を高めるためにも、ぜひ頑張って欲しいですね。


ここがクリアされて、次の問題解決に向かいます。
そう、問題の2つ目が、技術の継承。

なにせ今年は本番パレードが開催されないため、全体的な練習機会がありません。
すると来年は、「2018年度に初参加の1年生が、3年生になり後輩の指導にあたる」ということになるわけで、その準備を進めておこう、という目的の練習になります。

と、まぁ真面目っぽい目的があったりもするんですが、それより何より、このサークルは
さんさ踊りに取り組む人たちの集まりなわけで、
夏が来たら踊るのが当たり前なわけで、
「さんさやるよー」ってなったら集まってくるわけで。

こんな感じで、今年の岩手大学さんさ踊りが動き始めていました。