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空にかける思い

2018.10.25

3日続いた嬉しい10周年企画も過ぎ、今日から通常営業のエキスです。

さて、昨日。

ワタクシ、とある場所に取材に赴きました。

それは…

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こ・こ。
焼き鳥人間 なんてチラシも見えますが…
ん?鳥人間?

そうです!
これまで何度かエキスで取り上げてきて、実際お会いしたいと思っていた、航空研究会「デコレ」さんに伺ったのです。

そうそう、本学では今週末、大学祭&オープンキャンパスが開催されるのですが、デコレさんがこの夏、鳥人間コンテストに出場し、実際に飛ばした機体が展示されるとのことですので、よろしければ是非ご覧くださいませ。

ところで、機体のことなど何もわからないワタクシ。
事前情報の無いまま伺ったところ…

 ・デコレは木のパーツをふんだんに使い機体を作っている。
 ・そのため、日々、軽量化・耐久性との戦い。
 
と、なかなかシビア。

デコレが誕生してから13年の間、鳥人間コンテストには3回出場したそうですが、完璧な状態を目指して設計製作しても日々課題が見つかるため一つ一つ丁寧に解決してきたのだそうです。

そのため、

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こういった機体制作に適している輸入合板に変わる素材を見つけるような研究活動も日常茶飯事、

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新入生は、翼を包むフィルムを張る技術の獲得からスタートするといった裏話も教えてくれました。

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今年度の代表者の学生さんと、理工学部教授の水野先生にそれぞれ、こんな質問をしてみました。

「コンテストが終わった今、活動で楽しかったことはなんですか?」

きっと飛行が終わった後の達成感とか、飛行する前の高揚といった辺りの気持ちを聞けるのでは?と、そんな気持ちで質問したのですが…

 学生さん:機体を作っている時が一番楽しかった
 水野先生:学生が機体を作っているのを見ているのが楽しかった

というお答え。

わー…そうか…そうだよな…。

一つの目標に向かっている皆さんの熱い思いに感涙した瞬間でもありました。

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デコレさんはWebページで活動を公開しておりますので、よろしければ併せてご覧くださいませ(^^)。

■デコレ活動報告
 http://decoller.blog57.fc2.com/

■航空研究会デコレ
 http://iwatedecoller.wixsite.com/home/blank-2

標本をきれいに撮影する方法

2018.09.26

まずもって。
今日は、同じような写真が続きますが、ご容赦ください。

実は先週、東北大学での職員研修に参加してきました。
講師を務めてくださったのは標本館の職員さんでして、そこで学んだ撮影方法が面白かったので、皆さんにもご紹介したいと思ったのです。

それが【焦点合成】という方法。

どういったことかというと。

まずはこの画像をご覧ください。

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例えば、ちょっと珍しい鉱物や昆虫標本などを写真で残そうとした場合、カメラがお好きな方は良く分かると思いますが、手前にピントを合わせようとすると奥がぼけてしまいます。非常に味のある写真ですが、記録には適していません。

そして、全体を捉えようとするとあまりシャープには映らない。

↑の設定で中央を狙うと

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前後がぼける。

というジレンマに陥ってしまうわけです。

ところが焦点合成法を用いるとすべてにピントがあった撮影ができるのです。

ではどうするか?。

それは…

少しずつピントをずらした写真を何十枚も撮り、ピントの合った部分で画像を合成する。

これ、すでに手法として確立しているそうで、

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このように、鉱物標本の奥にピントが合っているものや、

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標本下部までしっかりと確認した上で画像を用意し、専用ソフトを用いて処理すると

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このようにキレイが画像が完成するそうです。

言われてみれば、標本撮影って、確かにすべてにピントが合ってますもんね。こういう地道な技術によって撮影が進んでいたと、今回初めて知ることができました。

研修の実施に辺り、ご準備くださった方々に感謝申し上げますと共に、興味のある方は【焦点合成】【深度合成】というワードを、レッツ検索!(^^)

大学の外でも授業します!

2018.07.24

この日、理工学部教授の成田先生が講義をしているのは、市内のとある小学校。5年生の児童に向けて、ILC(国際リニアコライダー)に関する出前授業を行っているところです。

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ILCとは国際リニアコライダー(International Linear Collider)のことで、直線状の加速器内部で高エネルギー状態の電子と陽電子を作りだし、それらを衝突させることで宇宙誕生…いわゆるビッグバンを再現できる次世代型の実験装置です。

ILCの建設最適地が岩手県南部の北上山地であることから、ILCについてもっと詳しく知りたい学校には、専門的に研究を進めておられる研究者が直接子供たちに出前授業の形で講義を行ったりします。
これも、大学の大切な活動の一つといえますね。
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普段の授業より格段に難しい内容を扱っているのに、子供たちの興味や関心はとても刺激を受けているようで、成田先生の問いかけに答えたい子供の多いこと!。大学生より積極的に授業を受けている…ような…?

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虫眼鏡でも見えないような小さな粒の世界に思いをはせている子供たち。まるで小さな研究者です。

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成田先生から「ILCの主役になるのはみんなだよ。」と声をかけられ、嬉しそうに頷く子供たちが印象的でした。

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最後にみんなで記念撮影。
この子供たちから、将来岩手大学で学ぶ子が登場してくれたら嬉しいですね!

うんぱんぱん されていたものは…

2018.02.22

-10度を下回った今朝。
出勤時に乗り込んだ車のフロントには

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きれいな氷の花が満開でした。

さて。
先日のこの記事。何かが宙づりになっていましたね。
実はこれ NMR という実験装置でした。

Nuclear Magnetic Resonance の頭文字をとって「NMR」、またはマグネットと呼ぶ人もおりますが、強力な磁場の中で分子の構造を解析するための分析装置なのです。

どういった原理でどんな分析をするのかについては、後日また改めてお伝えするとして、搬入されたNMRの立ち上げ作業が行われているというので、今日はその様子を見せていただきました。

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まず、ここに置かれているタンク。
この中には、NMRを稼働させるために必要な液体が入っています。
それは「液体窒素」と「液体ヘリウム」、それぞれ100リットルずつ。

液体窒素は-196℃、液体ヘリウム-269℃といわれており、非常に低い温度状態を保つために用いられることから「寒剤」と呼ばれたりします。

それらを

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このように金属のパイプやホースで連結し、NMR内に寒剤を充填させていき、装置が分析できる状態まで作り上げていくそうです。

もちろん、内容量を目視で確認はできないので

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充填率がモニタに表示されるの図。

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メーカーの方と担当の先生・職員さんとで、作業を確認しながら進行していましたよー。うん、いかにも大学らしい(^^)。

この装置、今後は研究や実験などに使われていくわけですが、使い方などの講習会もあるそうです。
それらを含め、続報をお楽しみに!。

寒い中の うんぱんぱん

2018.02.16

ドカ雪が降りどうなることかと慌てた昨日ですが、明けた今日は

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皆さんの努力が報われた景色が広がってる場所も。
さながら「アスピーテライン」のミニバージョン(^^)。

でも

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排水管の先には、つららのような氷の塊。
滝の氷の太さを計って、その年の豊作を占う神事があったりしますが、こちらはその雰囲気を醸し出してます。

そんな、寒さと日差しが同居する屋外では本日、

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何かが運ばれてきてますよ…。
巨大なタンクっぽいんですが、トラックには「精密機器輸送中」の文字。

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クレーンにつるされている様子は「おぉー」と思わず声が出そうな光景ですね。それを撮ってる人を、さらに撮る!みたいな?(^^)。

しかし、寒い中、しかも積雪がある中の運搬って気を使いますよね。それでも今日は快晴で幸いだったと思います。

ところでこれ、実験装置の一部が搬入されている様子なのですが、どんな装置なのかについては、また後日お伝えできればと思っています。
でも、分かる人には分かるだろうなぁ~。

「これ、○○でしょ?!」

なんてピーンと来た方、ぜひ「拍手コメント」からそのワードをお寄せください!
当たってもプレゼントとかはありませんが(^_^;;。

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