記事一覧

広域に災害情報を周知するシステムを紹介!

2019.11.05

先週の土曜日、11/2(土)は、盛岡市で総合防災訓練が実施されました。年に1度、定期的に開催されているこの防災訓練。昨年度の開催時には、岩手大学・分子科学研究所(愛知県岡崎市)・盛岡市との共同で開発が進められている「広範囲災害警報報知システム」が初めて一般公開されたのですが、今年度は

ファイル 3098-1.jpg

さらにバージョンアップした様子で展示されていました。

この「広範囲災害警報報知システム」。
装置製作に岩手大学学内カンパニー「Anonas Lighting」が関わっているという事もあり、社に属している学生さんたちは

ファイル 3098-2.jpg

装置のデモンストレーションやシステムの概要などを

ファイル 3098-3.jpg

一般の方々に対し、丁寧に分かりやすく

ファイル 3098-4.jpg

かみ砕いて伝えていました。
装置が動くとびっくりする方続出。
でも、とても良いシステムだね、早く実現してほしいなぁ!と、そんな応援を多くいただいていました。

ファイル 3098-5.jpg

ところで、今日の午前中、突然スマホ等に災害情報が飛び込んできて驚いた方、おられるのではないでしょうか?。

実は今日の朝の10時、全国的に緊急地震速報の訓練のために疑似的な警報が伝達されたとのこと。そして、今日は「世界津波の日」。そんなこともあって、訓練が実施されたのでしょう。

災害が起きる前に危険を知らせてくれるこの装置、今後の展開が楽しみですね!

■岩手大学理工学部附属ものづくりエンジニアリングファクトリー 学内カンパニー
 https://iwate-u-gakunai-company.jimdo.com/

■岩手大学学内カンパニー Anonas Lighting
 https://iwate-u.wixsite.com/anonaslighting

教員の日々の努力

2019.09.27

前回、職員の研修についてご紹介しましたが、今日は、教員の努力について紹介します。

というのも、今日、こんなセミナーがあったんです。

ファイル 3074-1.jpg

研究力向上セミナー。

大学の教員・研究者は、自身の研究をガシガシと進めるため、学内の研究費とは別に「科研費」と呼ばれる研究費の申請をする方が非常に多くおられます。

で、その申請時期がちょうど今なんです。

よって、「科研費」に選ばれるためにはどうしたら良いか?。
そういったテーマでのセミナーが、今日、開催されたという訳なのです。

研究者の方々は信念をお持ちで、それを貫きたいと考えることも多いのですが、例えば選ぶ単語・表現などを工夫し、少し柔軟に理解しやすいものに言い換えてみてはどうでしょう?とか、そんな小さなコツをつかむのも採択につなげる一つの手段だったりします。

そんなコツを共有するために開催されたセミナー。

会場では

ファイル 3074-2.jpg

なかなか厚い資料が配布され、

ファイル 3074-3.jpg

多くの研究者が資料をしっかりと握り、参加しておられました。

ファイル 3074-4.jpg

理事・副学長の藤代先生からセミナーの趣旨やポイントが示されたのち、

ファイル 3074-5.jpg

文系・理系の分野に対応する形でパネラーの先生方がご登壇され、どういった観点で計画書の構想を表現すればいいか、などが紹介されました。

こうやって、学生さんの休みの間は、職員も教員も努力を重ねている岩手大学です。

磁気誘電効果?

2019.06.14

前もってお断りします。
今日のエキス。
書いている当の本人も、あまり内容が理解できていません。

というのも。

6/12(水)に開催された銀河セミナー。
ご講演は、理工学部物理・材料理工学科 数理・物理コース助教の谷口晴香先生です。

ファイル 3004-1.jpg

銀河セミナーはエキスでもこれまで何度か取材させていただいており、今回も!と会場に伺ったものの…。研究って幅が広いですよねー、まるでチンプンカンプンで、日本語なのに理解が進まないという…(^_^;;。
でも、そういった難しい分野で、実に緻密な実験をしながら研究を進めておられる研究者のこともぜひ紹介したく、あえて記事作成に挑戦している次第です。

んで、その難しい内容っていうのが、これ。

【電荷整列物質における磁気誘電効果の探索】

はいっ、もう、分からないですねー。

電荷整列物質って?磁気誘電効果って?
ワタシのPCはというと、電化とか殿下とかまったく的外れな変換で、余計惑わせてくれます。

そこで、困った時のネット検索。
当然、それでもイマイチ分からないのですが、アレコレ勉強してみると、電荷を帯びた数種の原子が規則的に配列しているような状態の結晶(物質)を程よい割合でうまい具合に作成することができ、その物質が磁性的にも誘電的にも優れた特性を持っていると、例えば消費電力が少なく且つ高精度で記録できる媒体へ応用できる可能性が高いかも!ということを研究されているようなのです。

ファイル 3004-2.jpg

ところが、そういった物質が優れた特徴を示す温度帯はかなり低く、その温度、なんと-243度!。その特性を示す温度帯を少しでも我々の日常に近づけよう!と、谷口先生は日々の研究・実験で奮闘されているとのことです。

って、合ってますか…ね?(^_^;;…心配…。

ファイル 3004-3.jpg

谷口先生のご講演で非常に面白かったのが、新しい挙動の何かを発見された際、「やったー!見つかったー!」と思うにとどまらず、この挙動は真の挙動なのか?、他の何かの要因が誘発させている可能性はないのか?と、そういったネガティブな可能性をつぶすための実験も行っておられるという部分です。
もちろん、そういった実験まで行うことは研究を進めるうえで重要なのだと思いますが今回のご講演を伺って、新たな発見を含めた研究の成果は、そういった緻密さあってのものなのだと改めて実感しました。

講演後、会場内では時間の許す限り、深いディスカッションが続いていました。谷口先生、ありがとうございました。

それにしても…物質…奥が深いわ…。

新年度にむけての

2019.03.18

研究を進めていく中で、場合によっては
自分の所属する研究室の外にある機器や装置を使って
実験や測定を行わなければならないことも出てきます。

学内には、学部の枠を越えて共有して使用できる機器や施設もあり、
とても高性能だったり、より細かいところまで測れたりと
さまざまな分野の研究に役立つものが備わっています。

ただ、精密で細かいところまで測定できるということは、
それだけデリケートな機器でもあり、
ちょっとしたきっかけや手違いで
やっかいな故障につながることも。

また、取り扱いも一筋縄ではなく、
海外のメーカーで作られたものの場合、
「取説」が全部英語、なんてことも…。

そんな、便利だけどなかなか手強そうな測定・分析機器類ですが、
日々研究を進める中でこのような機器の力を借りたいという方々へ向けて
利用者講習会が行われておりました。



今回講習が行われた機器は、

「動的粘弾性測定・解析装置 」

ファイル 2941-1.jpg

「高分解能マイクロフォーカスX線CT装置 」

ファイル 2941-2.jpg

の2台の機器とその付属の装置たちです。

名前だけ聞くと難解で目が回ってしまいそうですが、

前者は
「どろどろ、ぷるぷる、ねばねば、もっちりetc.を測ることができる装置」

後者は
「X線で小さめの物体を透かして見ることができる装置」

という感じです。

機器の担当の職員の方が、
全部英語だったり内容が盛りだくさんで複雑だったりする
取扱説明書や業者さんの説明などなどを
大学の実験での機器の使用に特化したマニュアルにまとめてくれていました。

ファイル 2941-3.jpg

正規の説明書、わたしも読んでみたのですが
これは心が折れます…。

わたしが学生時代に、
もしもこの正規の機器の説明書だけ渡されてこの装置を扱えと言われたら、
きっとその年に卒論を提出するのをもはや諦めて
半年以上機器とにらめっこすることになっていたことでしょう…。

マニュアルを作った職員の方も、
時間をかけて、何度も機器を操作しながら
どうすればわかりやすさと的確さを両立できるか
かなりいろいろ考えてくださったそうですよ。

ファイル 2941-4.jpg

学生さんも教員の先生も、
とても真剣な表情で講習を受けてくださりつつ、
活発に質問も飛び交っていました。

ファイル 2941-5.jpg

先週の終わりには、
ちょうど遺伝子組換え生物等実験講習会も開催されておりましたね。

4月からの新年度に向けて、
さまざまな準備や事前の講習や勉強会、ガイダンスなどが
あちこちで見受けられるようになってきましたね。

来年度も学内のさまざまな機器や装置などを活用して、
ますます皆さんの研究活動が発展していくことを願うばかりです。

安全に研究を進めるための教育訓練

2019.03.15

ここは学生センター棟の教室。

今日は

ファイル 2940-1.jpg

遺伝子組み換え生物等を用いる実験を行う人が必ず受けなければならない教育訓練が開催されました。

遺伝子組み換え実験は、本学だけでなく比較的様々なところで行われていますが、共通して重要となるポイントは「遺伝子組み換え体」を拡散させないというところです。よって、規制対象にあたるものは何なのか、どういった管理が必要なのかを定期的に確認し、管理の慢性化を防ぐことが大切になります。

ファイル 2940-2.jpg

講習会の冒頭、遺伝子組換え生物等安全委員長で教育学部教授の安川先生からご挨拶をいただき、

ファイル 2940-3.jpg

様々な配布資料と共に規則等の説明がスタート。

ファイル 2940-4.jpg

後日、ストリーミングで放送されるのでしょうか?。
撮影機材も持ち込まれておりました。

ファイル 2940-5.jpg

学生・教職員など、多くの方々が参加したこの教育訓練。
しっかりと法令を守って、安全に研究を進めていただきたいと思っています。

ページ移動