岩手大学理工学部には先端理工学特別プログラムという、特徴的な活動があります。
HPの説明には
「理工学に対して高い興味と関心を持った学生を選抜し、高度な専門性や国際性、課題解決能力、リーダーシップ力を身につけるための特別な授業を行うことで、将来、地域や日本のリーダーとして活躍できる科学者・技術者を育てます。」
とあり、要は、高度な専門的素養やリーダシップを持った人材を育て、世界での活躍・地域への発展などに貢献できる力を育むためのプログラムを提供していますよ、という事になります。
この先端理工学特別プログラムの履修学生さんは、英語のスキルアップはもちろんのこと、リーダーシップを養うための社会体験学習や国際研修、研究室インターンシップ等を経験できるそうで、一般的な履修コースに比べ、多くのことを少し早く優先的に学ぶことができるようです。もちろんその分課題も多いのですが…。
と、そんな諸々の課題に対する活動報告が
本日、理工学部内の大きな教室で開催されておりました。
2年次生の発表会。どんな内容を報告するのでしょう?。
会場の中は、人口密度低め。
さすが、この時期の懸念事項…新型コロナとかインフルエンザとか…への対策が万全です。
時間の都合上、お二人の発表しか拝聴できなかったのですが、
最初の方は、子どもたちへ向けた科学実験教材の説明と、研究室インターンシップに関する報告をされていて、どの研究室でどういった経験をしたのかや、研究に深く関わりつつ子どもたちの理科的興味を刺激したいという将来的な希望を述べておられ、
次の方は、ドローン操作に関するプログラミングと短期留学について、20分間、すべて英語で報告していました。留学中には多くの経験を積んだようで、その際に感じた課題を改善し、今後に活かしていきたいと考えているようです。
同じ先端理工学特別プログラムに所属する学生さんからの質疑応答などもあり、非常に熱量の高い発表会だなぁと感じました。
入学2年目にして自身の活動を端的にスライドにまとめ、20分間で分かりやすく紹介し、質疑応答もしっかりと対応するなんて…すごすぎません?
まさに、このプログラムの目的に沿った成長を遂げているんだなぁと頼もしく感じました。
この4月に理工学部に入学する学生さんで特別プログラムに興味がある方もおられると思います。
以下のサイトに詳細が載っておりますので、ぜひご覧ください!
■岩手大学理工学部先端理工学特別プログラム
http://www.se.iwate-u.ac.jp/sentanrikou