2011.10.31
今年のまだ暑い季節のことでしたが、工学部正門脇から伸びる小道が整備されていました。
車はもちろん、自転車も通行禁止の歩行者専用小道。
今日はこの小道を通りながら、道すがらの風景をお届けしてまいります。
午前中に降った雨もだいぶ乾き、まだら模様の木陰道。
所々にはベンチも整備されているので、歩き疲れたら小休止もＯＫ。
そのまま進んでいくと、頭上を覆うのが朴木の葉。
あの頃は青々としていた葉も、今はその役目を終え、落葉を待つばかり。
と書くと、儚い感じに聞こえますが、一枚一枚が３０センチクラスなので、ガサガサバサバサと音を立てて落ちてきます。
と、大きな葉に目を奪われていましたが、その先に見えるオレンジ色の丸い物体。
そう、
柿でした。
「たわわに実る」とはこのことを言うんだろうな、ってくらい見事に実ってます。
食べられるのかなぁ？
そうこうしているうちに、小道の終点へ。
こちらにもベンチと、そして大きな岩が道の終わりを告げてくれます。
ほんの７０メートル程度の散歩道でしたが、季節が変わったらまた来てみたい、そう思ってしまうような小道でした。