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ジキとワタクシ

2012.12.20

12月13日。
とても気になる講演会が、
岩手大学北桐ホールで開催されました。

それが。
こちら↓
ファイル 1341-1.jpg
平泉文化研究センター公開講演会。
今回のテーマは「磁器」。


さてここで。
わたくしと磁器との関係を少々。

何を隠そう(?)、
わたくし、大学では考古学を専攻しまして。
所属研究室の先生が陶磁器の専門家でして。
ゼミでは陶磁器を扱うことも多ございまして。
しかも我が実家は雑貨屋を営み、
むろん磁器も売っている、という。

あぁ…なんて運命的な関係であることか。
磁器とわたくし。

しかも!
平泉にはつい先月秘仏拝観のために行ってきたばかり。
ファイル 1341-2.jpg
「磁器」「平泉」はどちらも個人的に興味深いことがらなのです。


と。
いうことで参加してまいりました。
ファイル 1341-3.jpg


本日の演題は
「窯火長紅-浙江古代磁器史概況」と、
「日本出土の中国産青磁の動向―龍泉窯青磁を中心に―」
の2つ。
ファイル 1341-4.jpg


いやぁ・・・。
詳しいお話は割愛いたしますけども。
(・・・説明するには言葉が足りず・・・)

何が凄いって…。
とんでもなく昔に作られた磁器が、
今も残ってるってことですよ!!
(なんたって「古代」からのお話ですし・・・)
ファイル 1341-5.jpg

…平泉が藤原氏によって栄えたのが平安時代。
それよりずっと昔に作られたものが、
今もきれいに残っている…。

言葉にすれば一言ですが。
その磁器が経てきた時間の長さは想像を絶します…。
いやぁ、すごい・・・。


そして思うわけです。
「なぜにその凄さに学生時代に気づかなかったか・・・」
「なぜにもっと勉強しなかったか・・・」と。

…かなり反省した冬の日でありました…。