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模擬授業からわかること

2013.01.23

今まで何度か岩大エキス内で取り上げてきた「学生、模擬授業をする」の様子。
去年のこの記事でもご紹介しました。

そんな模擬授業。今年も

ファイル 1361-1.jpg

このように実施されて、このようにビデオに収められているわけですが。

みなさん、模擬授業ってどういう教育効果があると思いますか?。

まず、授業をするためには

「教科書のこの単元をこんな風に教えたいんです。その中の今日の授業時間(教科書の1つの単元の学習は、いくつかの授業時間で構成されています)は、こんな狙いを持って進めたいんです。」

ということを記した【A】の資料と、

「その授業時間は、こんな時間配分でこんなことに着眼して教えていく計画です。」

ということを記した【B】の資料とを作り、45分なり50分なりの授業内容を構築していく必要があります。

そのため、

ファイル 1361-2.jpg

模擬授業を行う学生さんたちは、慣れないながら授業計画を練ったり、必要な実験を行ったりしつつ、資料を作ります。これら一連のプロセスを踏むこと自体が、大切な教育ですね。

そして、授業が終わった後に

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アンケート調査と、その結果の分析を行うことで、自分の行った模擬授業を客観的に判断することができます。

ファイル 1361-4.jpg

レーダーグラフや平均値での評価、改善ポイント等に関する多角的な分析結果を経て、やっと、自ら行った模擬授業がどうであったのか、が分かるという仕組みです。

模擬授業と簡単に言いますが、奥が深過ぎだー。