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総合防災訓練

2013.11.22

本日、学内では消防署立ち会いのもと、総合防災訓練がありました。

三陸沖で震度6強の地震が発生したという想定です。
やはり震災以降、こういった訓練に対する姿勢も随分と変わった感じがします・・・

午後14時過ぎ
さあ、地震が発生しました。
まずは落ち着いて初動措置です。

机の下等に避難し、落下物等から身の安全を図る。
火の出る可能性のある機器、器具の電源を切る。

揺れがおさまったら・・・
あらかじめ決まっている避難場所に避難します。
ファイル 1589-1.jpg
各班長は班員の点呼を行い、人数の確認を急ぎます。

その後、事務局内には、自衛消防隊及び危機対策本部が設置されました。
また、学内を3丁目南地区、3丁目北地区、4丁目地区の3つに分け、それぞれに自衛消防隊地区隊が組織され、各地区隊長の下に通報連絡班、避難誘導班、初期消火班、安全防護班、応急救護班がそれぞれ組織されました。

さあ、あらかじめ決めておいた自衛消防組織の役割分担に従って行動開始!

まずは被害状況の確認からです。
人的被害はないか?
建物の損壊等による危険箇所はないか?

各地区隊から本部に被害の報告があがってきます。

防災無線などで本部に報告された情報は、本部内ホワイトボードに集約します。
ファイル 1589-2.jpg
書き留めるのが間に合わない・・・
いつ、どこで、何が、どうしたのか?
要点を絞って簡潔に。

災害発生時には、もっとバタバタするんだろうな・・・
普段から危機感をもって訓練を実施し、災害発生時にどんな事が発生するのか?それにはどんな対応が考えられるのか?必要な人員、器具はどの程度か?
実際に細かくシミュレーションしてみて初めて気がつくこともたくさんあります。

訓練を繰り返し行うことの重要性を再認識しました。

避難訓練終了後はスモークマシン体験と消火器を使った消火訓練。
ファイル 1589-3.jpg
これは一度、体験しておくべきだと思います!!
本当に予想以上に何も見えない!
見えないから方向が分からない!!
本当の火災時にはよほど落ち着いて行動しないとパニックになるかも・・

ちなみに体験用の煙からはほんのりバニラのいいニオイが・・・
わざと?

ファイル 1589-4.jpg
消火訓練。
藤井学長自ら、消火ー!

今回は訓練なので当然ながら、充分にココロの準備をしたうえで望むことができましたが、
本番はいつやってくるかわかりません。

日頃の訓練の成果を試す機会が来ないことを祈りつつ、万が一の災害時には日頃の訓練の成果を発揮することが出来るよう今後も真剣に訓練に望みたいと思います。