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ミニ講義「音波と衝撃波」

2014.10.18

学部紹介の後、工学部では約20分間の「ミニ講義」が開催されました。この「ミニ講義」は4学部の中で工学部だけの特色あるイベントのようです。

今年度の講義は、機械システム工学科教授 上野先生による「音波と衝撃波」。

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縦波とは何か?横波とは何か?を、ばねを用いて視覚的に分かりやすく説明してくださったあと、周波数ごとの音の視聴に関する実験をされた先生。

特に高い周波数の音は、年齢や個人差で聞こえる・聞こえないが出てくるとの説明の後、10,000Hz~19,000Hzまでの音を聞き取れるかチェックがありました。

ざっと会場を見回すと、同伴された保護者の方は13,000Hzあたりから聞こえが悪くなるようでした。一番最後まで聞こえた2名の高校生さんは18,000Hzでした。すごいな…。

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と、その頃には会場内はすっかり先生の講義の虜に。
高校で習う「ドップラー効果」について、や、音を発生させる物体が音速を超えたスピードで移動する際に発生させる「衝撃波」の説明などあっという間の20分。

参加者のみなさんの「もっと聞きたい!」という雰囲気が印象深く残りました。