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おー、さむっ

2015.01.21

昨日1月20日に、二十四節気のラストを飾る「大寒」を迎えたわけなんですが、「寒さが最も厳しくなるころ」の名に恥じない様相を呈しております。

なにせ今日の予想最低気温、-10度ですよ!
今朝の気象情報によると、実際はギリギリ至らずの-9.8度だったようですが、岩手生活三十数年の私でも、さすがにここまでくると堪えるわけですよ。

時刻が9時を回っても、例えば一晩中屋外に駐車されていた車なんてのは、この有り様。
ファイル 1897-1.jpg
フロントガラスがガッツリ凍り、視界はゼロ。
表にチラッと降った雪なんて、結晶さえ見えるくらいの状況です。
きっと車内も冷え切ってるんだろうなー。

冷えきってるのは建物も一緒。
工学部7号館、1階エレベータ前に設置されている温度計を見てみると、
ファイル 1897-2.jpg
4.5度。
出入り口付近とはいえ、屋内ですよ。屋内。
なのにこの気温。
もっとおかしいのは、外からここに入ってくると「暖かいな」と感じてしまうその感覚。

その感覚を覚えなかったのが、とある実験棟。
 プレハブ造り
 無暖房
 コンクリート床
 10m×6m、2階総吹き抜け構造
 北側部屋
ともなると、その気温は
ファイル 1897-3.jpg
-1.5度。
これじゃあ実験者が、実験をしているのか、耐寒実験をされているのかわかりませんな。

さてその冷えきった朝ですが、これは放射冷却によるもの。
要はこの地域が、雲という建屋のない、屋外状態になってるため。ですね。

その分だけ
お空がキレイ。
ファイル 1897-4.jpg
お山がキレイ。
ファイル 1897-5.jpg