先週からいよいよ農学部1年生の皆さんの必修科目
「総合フィールド科学実習」が本格スタートいたしました。
前回お伝えした「農場実習」はちょっと離れた滝沢市にある
付属農場での実習でしたが、
今回お伝えするのはキャンパス敷地内にある農場での実習です。
おそらく、農学部の一年生が一番最初に触れる
「いかにも農学部って感じ」がする実習ではないでしょうか?
つい2か月ちょい前には真っ白だった下台農場。
滝沢農場の職員さんやTAの学生さんが、
事前に道具や種、肥料などを準備してくれています。
(肥料の量や必要な種の数なんかもすでに量ってあります)
(2年生になると、そこから全部自分たちで考えるステップへ上がります)
講義→着替えを済ませて集合した一年生のみなさん、
八分咲きの桜をバックにいよいよ出陣です。
これでもなかなか大人数なのですが、
これ、農学部一年生のおおよそ「半数」なんです!
(おさまらなかった画面の外にもまだまだずらりといますよ)
この倍の人数かそれ以上があと3学部分いるのだから、
そりゃあ新入生だけでもすごい数になりますよね。
…と、いまさらながら実感します。
この日は一番最初の種まきの日。
ミッションは、
○じゃがいも、枝豆、だいこん(早まき)の畑をつくって、
○それぞれの種をまいて、
○防鳥ネットを設置するところまで。
この後日をあらためて(GW明け)、
だいこん(遅まき)、ほうれんそう、スイスチャードの種をまきます。
さらに、観察や記録のノートを毎週記入することになっていて、
これがまた地味だけどとても大切な課題です。
こういう作業が初めての方も多いのですが、
毎年みなさん手際というか段取りが良くて、
ほんと驚かされるんです。
よく「最近の若者は…」なんて言葉を
ちょっとネガティブな感じで耳にしたりします。
でもイマドキの若い方々って、
協力や分担をして効率よく物事を運ぶのが本当に上手だと思います。
見習わなきゃ、と思わされることもあるくらい。
(若かりし日のわたしがひどかったのもあるかもしれませんが…(苦笑))
聞けば「この実習、すっごい楽しみにしてたんですよ!!」とのこと。
汚れても重くても疲れても笑顔が見えるのはやっぱり楽しいから。
わたしたちも疲れたなんて言ってられませんね…。
そんなこんなであっという間にミッション完了です。
今年は春先の天気が雨続きだったせいなのか、
ちょっと土の状態が思わしくなくて心配だったりします…。
収穫は約3か月後。
すぐに結果が出ないのはもどかしいけれど、
コツコツ取り組む経験は、きっといろいろな事に役立つはず!
どうかどうか、うまく育ってくれますように。
本日のおまけ
桜の情報が続々と届いておりますが、
教育学部1号館南側のチューリップもちょうど見ごろです!
去年の秋に教育学部技術科の2年生が
実習で植えてくれたものです。
(しかも今回はたった二人でこれ全部植えたそうです)
(イマドキの若い人、やっぱりすごいなぁ…)
カラフルで目を楽しませてくれること間違いなしなので、
近くをお通りの際には是非ご覧になってみてください!