記事一覧

梅前線観測

2015.06.15

そろそろ東北地方にも、梅雨前線の足音が聞こえ始める頃。
天気予報によると、とりあえず今週の入梅は無さそうな感じなので、長雨の季節が始まる前にやっておきたいことがあれば今のうちに!

さてその梅雨。
一説によると、梅の実が熟す頃の雨だから、ということなので、私も外の取材ができる今のうちに、梅の実を探に行ってみました。

まずは手っ取り早く、工学部1号館前の梅の木。
ファイル 1998-1.jpg
この緑の中の2本が梅の木です。

残念ながら、木肌や葉の形で樹種判別できるほどの知識は持ち合わせていないので、
「春先、梅の花が咲いてたよなー」
っていう記憶を頼りに近づいて見上げてみると
ファイル 1998-2.jpg
おお、あるある。
鈴生り状態。

熟す頃、と言うには大分青いですが、干したり漬けたりするのにはちょうど良さそうな青梅がたわわに実っています。
想像するだけで、口の中がジュワ~っとしてきます。

では再び記憶を頼りに訪れたのは、植物園内の岩手大学ミュージアム本館横。
たしかこの辺でも、梅が花を咲かせていたはず。
そうそう、たしかあの木
ファイル 1998-3.jpg
あれ?
梅ってこんなでかかったっけ?

辺りの鬱蒼とした雰囲気とも相まって、神秘的に佇む老木がいらっしゃいました。
(自然と敬語に・・・)

目当ての実は、見える範囲では小ぶりなのが数個
ファイル 1998-4.jpg
と言った感じでしたが、これだけの木がまだ実をつけるというその生命力に、ちょっと感動を覚えたり。

さて、私の記憶にある学内の梅の木はこの2ヶ所だけなんですが、他にもありましたっけ?
もしあるようなら、きっとそちらでも青い果実が雨の既設の到来を告げていることでしょう。