お天気にも恵まれ、田植え実習のうち手植えパートは無事終了。
手も長靴やかごも、人によっては服まで泥だらけなので、
ひとまず作業がすんだらみんなで道具を洗います。
水はけっこう冷たいので、
水路に足を入れると長靴の上からでもひんやり気持ちいいですよ。
…暑い日だとばしゃばしゃしたくもなりますよね。
青春だなぁ。
さて、田植え機のデモンストレーションを見学してから、
(ごめんなさい、諸事情で今年はその瞬間は見れませんでした)
お待ちかねの…
こびるタイム!
メニューはもちろんいつものおにぎりと味噌汁。
昨年産のお米と、岩大みそを使ってます。
まだ田植え機械がなかった時代、
田植え作業は現代以上に年間のビッグイベントでした。
みんなで朝から日が暮れるまでひたすら手で植えて、
かかる時間も労力もずっと大きかったのでしょう。
そんな大変な仕事を毎日こなす上で、
途中の休憩とエネルギーや水分・塩分補給のこびる(おやつ)は
とても大事&楽しみだったに違いありません。
そんな一面まで含めて、この実習で体験して
何かしらそれぞれに感じてもらえたら嬉しいですね。
ところで、今年は機械の見学をはぶいたかわりに
このこびるの裏側をこっそりのぞいてみました。
順番は前後しますが…
おにぎりはみんな同じだけ食べられるように、
実はしっかりごはんの重さを量ってます。
自分のおにぎりを取る時に「なるべく大きそうなもの」と
目をお皿のようにして見極めている学生さん、たまにいますが…
実は全部同じなので、どれを取っても大丈夫。
ご安心ください。
…なんてことがバレてしまうと、夢がなくなるかな?
この実習のために一日に炊くお米の量、約4升(!!)だそうです。
1升=10合だから…
40合くらい炊いてる計算です。
わたしの家の3合炊き炊飯器だと10回以上回さないと炊けない量ですね…。
量が量ならもちろん数も数なので、
パートの方と職員さんとで朝から手分けして作業してます。
ラップ越しとはいえ、炊きたてアツアツのごはんをひたすら握るのは大変そうです…。
完成して学生さんたちを待つおにぎりたち。
接写すると壮観…!
そんなこんなで、今年も怪我や事故なく無事に田植え実習は終了しました。
田植えが終われば夏至までもうあと1か月。
どんどん昼が長く、夜が短く、気温も高くなってきました。
(今日は岩手でもついに30℃超えの地点があったとか)
この調子でよいお天気が続いて、
今年の水稲も元気に育ってくれますように!