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何ができるのです?

2017.03.29

つかの間の静かな構内ですが、

ファイル 2457-1.jpg

何やら大きな板が運び込まれてきました。

しかも皮付き?のようです。

聞くところによるとこの木材、演習林からやってきたようなのですが、
ほか詳細は謎に包まれております。

ファイル 2457-2.jpg

この謎の皮付き板、「昇降盤」という大きな機械を使って
長さを整えていきます。

刃が高速で回転するので音も大きいし
(この作業中に近くの廊下を通りかかると
「近くで工事でもしてるのかな?」と思うくらい)
切りづらい箇所は焦げ目ができたりと、
材料が大物なだけあってなかなか大変そう。

ファイル 2457-3.jpg

寸法や形の都合でうまく切れないところは、
のこぎりで丁寧に切り落とします。

便利な道具や機械はあれど、
やっぱり手作業も必要なのですよね。

この辺はやっぱり職員さんの熟練の業が光ります。
扱い慣れた人がやると軽そうに見えるのこぎりも、
慣れない人間にとってはうまく引けないし余計な力も入るしで
思うようにいかないんですよね。

ファイル 2457-4.jpg

切り口やケバケバしたところはやすりできれいにします。

たかが板されど板。

皮付きのままで一見粗そうに見える材料ですが、
細かいところまできれいにしてるんですよ。

…と鮮やかで手際の良い作業をぼんやり眺めてたら
あっという間にこの日のミッションは終了との事。

これから後日、別の工程に移るのだそう…。

機械やのこぎりで切るのだって
けっこう大がかりな作業だと思っていたけれど、
これはまだまだ序盤戦だったようです。

ファイル 2457-5.jpg

さてさて、この大きな板から、いったい何ができるのでしょう…?
わたしも楽しみにしつつ、続報を待ちたいと思います。