こんにちは。
6月も中旬に差し掛かり、気がつけば圃場も緑成分が多めになってきました。
まずは1年生のフィールド科学実習。
ここからは作物だけでなく草も元気になっていくので、
実習の日以外にも休み時間や空きコマ等を活用して
少しずつ草をとっていくことも必要になります。
とある実験(検証?)のために作付けした、
本来この時期はまき時ではないダイコンの種。
結果は、早い段階で花が咲いてしまいました。
「白い菜の花」という感じの花です。
普通に生活していれば、食べるダイコンの花を見ることってそうめったにないので実はちょっと貴重な体験なんです。
同じダイコンなのに、春まき用の品種は、花芽ができずに
しっかり地中でダイコンが太くなってきています。
作型や時期、気候に合った品種を選ぶって大事なことなんですね。
めでたしめでたし。
…じゃなくって、
しっかり違いを観察して、ノートに書いて提出します。
一昔前と違って、スマホやデジカメ等
とても便利なツールが日常的に身近にあるので
皆さん上手に活用していますっけ。
時代ですねー。
こちらは滝沢農場の雨の日の実習のひとコマ。
本学の正門に花壇があるのですが、
そこに植える花の苗を、温室でポットに移植してもらいました。
もうしばらく先ではありますが、正門の花壇でマリーゴールドを見かけた際には
この光景を思い出していただけたらとても嬉しく思います。
ちょっと前のことですが、同じく滝沢農場でのお話。
5月の終わりには、さつまいもの苗を定植してました。
ちなみにこのさつまいも、附属農場がある滝沢市で盛んに作られる品種なんです。
その名も「クイックスイート」。
「素早く甘く」なんて、なかなか魅力的な響きの名前を持つこの品種。
家庭の電子レンジ調理でもおいしく食べられるのが
なんといってもこのクイックスイートのいいところです。
レンジでチン→クイック(素早い)
ということでしょうか、おそらく。
それにしてもこのさつまいもたちを収穫する頃には、
夏休みも終わり後期の授業が始まってるんですね。
きっとあっという間に過ぎていくんだろうなぁ。
と言いつつ、まだ入梅すらしていない岩手ですが…。