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エンジン音が暑さを引き立たせる

2017.07.04

今週の週間予報はなかなかパッとしない天気の見込みですね。

梅雨の時期は、屋外の実習が雨の日と重なってしまうこともあって
予定していたことができない時も出てきます。

そんな梅雨真っ只中の岩手ですが、

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うまく実習の時間にカラッと晴れてくれました。

この日は管理機を使った中耕除草の実習でした。

今回はダイコンの収穫みたいに「大丈夫!押すだけ!」というわけにはいかず
まっすぐ前に進めるようにコントロールが必要です。

ちょっとコースからそれると大事な苗まで草と一緒にだめにしてしまうんです。

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この作業の地味につらいところが、
畑が傾斜になっているところ。

下りのときはすいすい進むんですけどね…。
上りは機械とはいえ重たくてスローになります。
しかも太陽がこれまた眩しい!

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管理機だけでとりきれない、作物のそばの草は
終わった人や順番待ちの人が随時手で抜き取ります。

地面も朝からギラギラ太陽に照らされてだいぶ熱くなっているので
そこに近づく(しゃがむ)ってなかなか大変な作業なんです。
上からももちろん照らされますしね…。

そしてタイトルの通り、エンジンのドゥルンドゥルンした音が
これまた暑さに拍車をかけます。

風鈴の音でよく「涼しい気分」と言いますが、
ちょうどそれと対を成す感じの暑苦しい音です…。

何はともあれ、皆さんそんな暑さ(最高気温30℃)の中での実習、
無事果たしてくれました。


実習以外にも

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アスパラの花が咲いてたり、

(ベルみたいでかわいいと思いません?)

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羊の皆さんは太陽を避けて重力に忠実になってたり。

一雨あがるごとに、植物も天気も動物や人さえもあっという間に
違う様子をみせてくれる、そんなところが
梅雨の時期の好きなところだったりします。

そんなふうに、台風も梅雨も、
程よく恵みの雨になってくれればいいなと願うばかりです。

台風が通過・接近してる地域の皆様は
どうぞ身の回りの安全にお気をつけてお過ごしください。