いやー、昨日に引き続き、
真っ白です。
そして晴天。
日光が真っ白い雪に反射して、通常の晴天の3割増しくらいに眩しいのも
冬ならではですね。
そんな雪の日の朝一番から、講義が入ってる学生さんも多数です。
この寒い中早起きするだけでも一苦労のところ、
支度をして家を出て、積雪や凍結で足元が悪い中大学まで移動すること、
思っている以上に大変です。
当たり前のことではあるといえども、
こうして朝きちんと皆さんが教室に集まってくれること、
本当に頭の下がるような思いです。
…はて、講義中のはずなのですが、教壇には誰もいません。
どういうこと?
よくよく見ると、
先生は画面の中に。
実はこれ、東京農工大学の講義なのです。
それをカメラやマイクを通して岩手大学にも同時進行で届けてくれる、
「遠隔講義」というシステムを使った授業の真っ最中。
とても簡単に言うと「ビデオ通話」を大規模にしたような仕組みです。
講義のパワーポイントや映像は別の大きなスクリーンや画面に表示され、
カメラの向こう側の先生が切り替えるタイミングとまったく同じように
すべてのことがカメラの向こう側とこちら側とで同時に進んでいきます。
今回は岩手大学が「受信側」なので
「東京農工大学の授業を岩手大学でカメラ越しに受ける」形ですし
反対に岩手大学が「送信側」になると
「岩手大学の授業を東京農工大学にカメラ越しに届ける」形になります。
音声のやり取りは講義時間中ならいつでも可能なので、
質問があれば遠く離れた先生にその場で質問する事もできます。
そうそう、講義を発信する側だけでなく受ける側の学生さんの映像も
カメラの向こうの先生からはいつでも見えるようになっているので、
手を挙げて発言、なんてことも場合によっては可能です。
「生身の先生が目の前にいないこと」以外はすべて、
普段の通常の授業とまったく同じように受けられるのがこの遠隔講義。
農学部の共同獣医学科と東京農工大学で行われています。
プロジェクションマッピングなんかで
先生の姿がもっと立体的に映し出される時代もいつか来るのかなぁ、
なんてちょっと妄想を膨らませたりしながら、
今日はこの辺で。
早起きして雪かきや雪下ろしをした方、
通勤通学のために普段より早起きして出かけた方、
そんな早起きさんたちのためにもっと早起きして食事等の支度をした方、
みなさま、本当におつかれさまです。
やっと週の真ん中、残り後半も無理しない怪我しない程度に
張り切っていきましょう。