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一次救命処置の大切さを学ぶ!

2018.08.22

みなさま、これをご存知でしょうか?。

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はい、その通り、AEDです。

「なんか、あれでしょ?人が倒れたら使うものでしょ?」

そんなイメージがあるかと思いますが、しっかりと知識を持ち、正しく使わなければその効力を発揮できないものでもあります。

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岩手大学ではキャンパス内の7か所にAEDを設置しており、心肺停止に至る重大な状況が発生しても直ちに対応できるよう環境を整えているところです。
加えて、定期的に救命講習会を開催しており、基本的な一次救命処置の知識や技術を持つ職員の養成も進めております。

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この救命講習会。
今日、大学近くの消防署出張所で行われました。
参加しているのは十数名の大学職員。

初めに、一次救命処置に関する基礎的知識の講義を受け、その後

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こういう形でグループに分かれ、参加者全員が胸骨圧迫…いわゆる心臓マッサージの仕方とAEDの使い方を実践的に学ぶというスタイルです。

AEDの正式名称は「自動体外式除細動器」。
何らかの原因で心臓が止まりそうになると、心臓がけいれんしたような状態(これを細動という)になるそうで、AEDはこの細動状態の心臓を検知した場合のみ電気ショックを与える機械です。

だから、停止状態の心臓には作動しないのです。
誤解してはいけない、重要な部分だと感じました。

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講師を務めてくださった消防署員のみなさま。
本日はありがとうございました!