「カモシカは構内に住んでいたんじゃないか」派の
緑Bloggerです。
カモシカの縄張りは10-50ヘクタールだそうなので(Wikipedia調べ)、正方形にすると1辺300-700メートル程度。
意外と狭いんですね。
そして岩手大学(上田キャンパス)の校地面積は41.6ヘクタールなので、ちょうどいい広さ。
その敷地内には植物園あり、自然観察縁あり、池あり、小高い場所あり、
ほらほら、無くはないでしょ?
それに素敵じゃないですか、
「カモシカのいる大学」って。。。
さて、夢物語はひとまず置いておきまして、
明日の入学式を経て、来週水曜からはいよいよ2019年度の講義が始まり、構内がまた人やら自転車やらでごった返す季節がやってまいります。
そのための準備の一つとして、先日こんな工事が行われていました。
長年人に踏まれ、風雨にさらされてきたこれらの表示がだいぶ見づらくなってきていたので、先日新しくなっていました。
位置決め用に引かれたのでしょう、チョークの白線がまだ残っていて、いかにも施工したてな感じが漂ってきます。
以前あった場所に上書きされた形なので、場所によってはこんなふうに、
まるで影付き文字のような感じになってたり。
これはこれで、レアもの?
さてこの「駐輪禁止」の文字ですが、どのように作られているかご存知ですか?
私も今回施工している様子を見て、
「へー」
と思ったもので。
このブツブツと穴が空いたこの感じ、何かに似ていると思いませんか?
私には、あれに見えます。
焼きチーズ。
オーブンとかでカリッと焼いたチーズなんかは、思う出すだけでもう...
で、それがどんなヒントかというと、この文字の作り方もそれと同じなんです。
つまり、表示させる文字のパーツを、熱で溶けるフィルムみたいなやつで作成し、それを道路に置き、上からバーナーで炙って溶着(になるのかな?)しているんです。
半分機械、半分手作業みたいなこのお仕事。
最後は作業する方の置き方で文字の形が決まるので、若干の違いというか、個性が現れていたりもするんです。
これとか、
馬へんの四つの点の並び方、とか、へんとつくりの間隔がわずかに違う。
皆さんは、どの「駐」がお好みですか?
他にも色んな場所にありそうな「駐」の文字。
それぞれの個性や好みを求めて探し歩くと、いつの間にか新たなマニア(道路標示「駐」マニア)になれるかもしれません。
そんなマニアさんの趣味を邪魔しないように、
いやそれ以前に、構内の交通環境を守るために、
くれぐれも「駐輪禁止」の場所に自転車を留めないようにしましょう。