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暑さは変わらねど

2019.09.10

学内の人口密度は相変わらず低く、
空は高くなり、日も短くなりつつあります。

この秋に向かっていく時期、私も寂しさを感じます…。

が。

本日の盛岡、最高気温は31℃。
湿度も相変わらず高く、じめじめべたべた。

これ、7月8月と全然変わってないですね…。

そんな、同じくらい暑かった日の思い出、
森の駅市場夏の特別実習の話題もいよいよ大詰め。

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皆さん、多少しんどくてもこれを楽しみに乗り切れたと言っても過言ではない、
宿泊最終夜のお楽しみ、実習の慰労会兼森の駅市場打ち上げです。

農場のガレージに、テーブルとイスはコンテナで。
屋外の広い敷地で近隣の住宅とも距離があるので、
七輪に炭火も心置きなく使えます。
(ついでにたくさん笑ってはしゃいでもOK)

さらに、1学年下の2年生の皆さんが前期から育てている野菜を分けていただき
新鮮な夏野菜もてんこ盛り盛り。

(ちなみに2年生の皆さんは、夏休み中も交代で週に1回農場に通って
それぞれの畑のお世話や収穫を続けています)

ワイルドで解放感あふれるジンギスカンをメインに、
選別ではじかれたトウモロコシや桃、
とれたての枝豆やトマト、はたまた農場産お米のおにぎり、
スイカにバナナやお菓子まで、軽食も充実。

ファイル 3063-2.jpg

この4泊5日の実習を行うにあたって、
農場の先生方と技術職員の皆さんだけではなく、
事務職員の皆さん、
厨房に立って30人分ももの食事を作ってくださったパートの方、
先輩として皆さんを見守ってくれた、農場に配属の4年生や院生の皆さん、

かかわってくださったすべての方への感謝と労をねぎらう意味もある
打ち上げですので、参加する方の年齢層も話題の幅も広いのが
この打ち上げの楽しいところ、良いところでもあります。

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今回の受講者に現役運動部が多いこと、
夕暮れでテンションが上がりつつあること、
そして負けん気が強く熱い人が多かったのもあるのかもしれません。

唐突に始まる徒競走…。

通常、実習でトラクター走行の練習に使うコースですが、
この日は陸上のトラックに早変わり。

カメラもブレブレになるほどの熱いデッドヒートが繰り広げられておりました。

ファイル 3063-4.jpg

加熱調理することでそのおいしさが引き出される、
本学ではおなじみの「クッキングトマト」。

なるほどこうやって炭火焼きにしてとろけるチーズをのせるとは
さすが皆さん考えましたね…。

ちなみにこのチーズ、このジンギスカンのために
それぞれが自主的に用意したものだそう。

ファイル 3063-5.jpg

そして、忘れちゃいけないお楽しみ、花火大会。

花火を持って並んでの記念撮影、映えますね。
きっと今がSNSやスマホがない時代だとしても、
変わらず、素敵な学生生活の思い出の写真になることでしょう。

よく「学生時代の友は生涯の友」と言われますが、
大変なこと(実習)と楽しいことどちらも共に乗り越えた仲間です、
末永く仲良く友であり続けられるのも、
こういう場面を見れば、納得できる気がします。

…と、夏の思い出を振り返るとなんだか秋の切ない感じが
かえって加速してしまうことに気付いたわたしでした…。

じめじめと暑さはほとんどこの時と一緒なはずなのに、
どうして気持ちは一緒じゃないんだろう…?