今週で11月も終わりかぁ…。
今年もあと1か月かぁ…。
構内の紅葉の見ごろは終わりを迎えつつあります。
朝方の事務局横の歩道は
土日をはさんだこともあって、
びっしり落ち葉で埋め尽くされていました。
歩道ですから
濡れた葉っぱで滑ったりしちゃいけませんのでね、
ほどなくきれいに撤去されちゃうんですけども、
これはこれで「いいなぁ」と。。。
さてさて。
そんな紅葉終盤の構内を歩いておりましたら、
ちょっと驚いたことがありまして。
教育学部付属の自然観察園の奥地なんですが
…ひょうたん池の北端あたり、
「狭窄(きょうさく)射撃場跡」の付近が
ウバユリだらけになりつつある…。
ウバユリと言えば、
農学部附属植物園に沢山ありますよ、
という話は何度かしていました。
かといって「自然観察園には無い」
というわけじゃなく、
幾度か見かけることもあったんですが。
それでも、こんなにウバユリだらけの一画があったとは…。
知らなかったなぁ…。
冬が近づいて、周りの草が枯れてきちゃったから、
ウバユリだけがこんなに目立っちゃうのかな…。
僕個人の感想なんですが…。
なんだか、ウバユリって、
丈も相当ありますし、
また果実をつけた姿もかなり特徴的ってこともあって、
素人目には
「なんだか知らないけど貴重な植物なんじゃない?」
「刈っちゃいけない植物なんじゃない?」
と思わせるサムシングがありまして。
僕もミュージアムの担当をしていた頃、
施設周辺に生えるウバユリに手を付けられるようになったのは、
「これは放っておくと際限なく増えるぞ…」
と気づいてからだったと思います
気づいてからは、少なくとも施設周辺のものは
結構抜いたりしてました…。
「増えるから刈っていい」
とも言い切れないとは思いますが。
だからなのかなんなのか、ウバユリって、
草刈り時に保留(?)されがちな気がして…。
で、保留したままうっかりしていると
気づけばウバユリだらけの一画ができている、という…。
…なんとも不思議な力をもった植物です。
さて、特徴的な実の中には、
沢山の種が詰まっているウバユリ。
(もう半分程度飛んじゃってますね…)
来年にはより範囲を広げてくるだろう、と思います。
いよいよ理工学部キャンパスにも
ウバユリの群生地が…できてたり…するんじゃ…
と思い始めた今日のわたしです。