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岩大のプレ金といったら…!

2019.12.04

今年も11月最後の金曜日のお楽しみ、
プレミアムフライデー 森の駅市場、行ってまいりました!

(そういえばプレミアムフライデー、最近存在すら忘れてました)

寒いながらも日差しもあって良いお日柄だったので…

開店5分前。

ファイル 3119-1.jpg

…列、折り返しちゃってますね…。

ちなみにこれ、リンゴだけの専用列です。
屋外にリンゴのみ販売するブースが用意されていて、
そこに並ぶ人々の列なんです。

(野菜やお米、花、加工品etc.は別の列)

こんなにたくさんの人がリンゴを求めている…
岩大のリンゴを…こんなにたくさんの人が…

…などと感動するのはそこそこにして
(こうしてる間にもどんどん列がのびています)

ひとまずお野菜が第一希望のわたしは

ファイル 3119-2.jpg

こちらの列に。

野菜、鉢花、お米(新米!)、
岩大味噌、ジャム、リンゴジュース、雑穀などなどが買える列です。

列の途中ところどころに置かれた、
観賞用?の「南部甘藍(なんぶかんらん)」の大きいこと!

※甘藍=キャベツ

おそらくわたしの家の冷蔵庫では
庫内の棚を一段はずさないとおさめられなさそう。

(ついでに半分か4分割にしないとたぶん無理です)

東北農研センターのHPで調べてみたところ、
今では県北地域の「いわて春みどり」でおなじみ、
岩手県での大規模なキャベツ生産のはじまりを飾った品種だそう。

この「南部甘藍」なんとお生まれは明治37年!!
西暦に直すと1904年!!

115年もの月日を受け継がれ、
令和元年にお会いできたということは

明治→大正→昭和→平成→令和

なんと5つもの時代を見てきた大先輩。

キャベツ自体が日本原産でないとは言えども、
日本で、岩手で生まれた品種に違いはありませんもんね。

ルーツを知ると、
椅子に鎮座するそのお姿も、なんだか荘厳に見えます。

南部甘藍さん、いつまでも健やかにあれ。

ファイル 3119-3.jpg

さて
今回のお野菜は、さといも、さつまいも、キャベツ、大根でした。
さといも150円、さつまいもは100円。
もう夜は芋の子汁、翌日土曜のおやつはふかしいも決定!

キャベツ(不ぞろい)と大根(少し肌荒れ)に至っては
どちらも1つ50円という目を疑うお値段。

だってキャベツなんて不揃いったって、はがして使うし!
大根だって、肌が荒れててもどうせ皮は剥いちゃうし!

寒くて煮物や鍋物がすすむ季節に、このラインナップとお値段は
とても家計にやさしい…!

(写真がブレブレなのは、壮絶なお買い物合戦のためです)
(手と電卓が足りず、学生さん自前のスマホで料金計算してました)

ファイル 3119-4.jpg

お花はビオラの苗とシクラメンの鉢。

シクラメンは夏の特別実習のときにも
3年生の皆さんが暑い中温室内でお手入れしてくれたもの。
無事に花を咲かせ、今度は2年生の皆さんが販売してくれました。

お花PR隊の笑顔もとっても素敵でした…!
快く撮影を承諾くださって、ありがとうございました。

ファイル 3119-5.jpg

そして長ーーーーーい列の先、リンゴも大盛況。

台風の被害もあったので、もしかして今年は少ないのかなと
ちょっと気になっていましたが、そんな心配は無用でした。

糖度の高さと蜜入りでおなじみ、
選別された最高級品では1つ1000円オーバーのプレミアムな品種
「はるか」はお一人様3袋まで(むしろ3袋もいいんですか!?)、

ふじ、紅玉、あいかの香り、きたろうなど品種も充実。

お値段ももちろんリーズナブル。

りんごってちょっと切って皮をむくだけですぐ食べられるし、
長持ちするし、
生でよし、煮てよし、焼いてよし、
冬のおやつの万能選手ですよね。

そりゃあんな長い列ができるのも当然ですね…。


冬の陣は、りんごに根菜類にキャベツ、お米、加工品類と
夏の陣と比べて平均的に重たいものが多いので
台車やキャリーカートを携えてご来場の方も。

老若男女、学内の方も学外の方も、
拝見するに帰りの荷物は重そうでしたが、
なんとなく足取りは軽やかにも見えた、
そんなプレミアムな金曜日の昼下がりでした。