2020.02.06
激しい雨風で根こそぎ倒れてしまった、ウンリュウヤナギの樹。
覚えている方もいらっしゃると思います。
倒れた樹に折れた枝、えぐり取られた地面や根っこが
何段階かに分けてきれいに取り除かれ、
気が付けばもとから何もなかったように思えるくらい
さっぱりと片付いたのは、4か月前のお話。
年が明けて先日、久しぶりにあの跡地のそばを通ったら
む…?
これは…!
大木がなくなって
「ちょっと寂しいな」と思っていたこの場所に
なんと本学の創立70周年記念樹が植樹されていました。
本学の学章と学生歌にも登場する「桐」の樹です。
学章についてはこちら↓
https://www.iwate-u.ac.jp/about/public/symbol.html
昭和27年から本学のシンボルマークとして親しまれているそうです。
学生歌についてはこちら↓
https://www.iwate-u.ac.jp/about/public/student-song.html
学生歌の歌い出しが
「花ふゝみたる 桐の葉を
しるしといだく むねのうへ」
(現代語訳:
花蕾を含んだ桐の葉を
校章として胸の上にいだく)
植樹されたばかりのこの桐には、
まだ花も葉もありませんが…
でも、毎年春に入学する学生さんたちと同じように
コツコツと地道に日々を積み重ねていく中で、
いずれは葉を茂らせ、花を咲かせ
時に雨風に耐えつつも大きくたくましく育ってくれるよう
願い、見守っていきたいと思います。