2020.07.16
例年なら毎週附属滝沢農場に赴いて実習をする農学部2年生の皆さんですが、
今年はコロナ禍の諸々による事情で
上田キャンパス内の圃場で実習をしています。
そんな中、先月学内の警戒レベルが一段階下がったことと
ブルーベリーが収穫の時期を迎えていることで、
皆さんで一度だけ、滝沢農場へ赴いて実習を受けることに。
バスは例年なら履修人数全部で1台に収まるのですが、
今年はソーシャルディスタンス確保のため、2台用意されていました。
乗車時の手指消毒と座席の位置取りに気を付けながら、
盛岡市の隣、滝沢市まで15分程の小さな旅です。
久々の滝沢、
ブルーベリーはいい感じに実り色づき、
実習も広大なフィールドでのびのび。
(写真はありませんが、ブルーベリー収穫実習もありました)
本当は、前期ずっとこの開放感の下で学べたらよかったのですが…
(上田は上田で、気軽に立ち寄って畑の管理ができるので便利ですが)
そうそう、バスの座席1つ1つに掲示がされていました。
進撃の咳エチケットですって。
マスク着用はここ数か月で皆さんにかなり広く浸透した習慣ですが、
案外、マスクをつけてない時の咳エチケットは
なかなかとっさには出にくいんですよね。
例年なら毎週恒例の農場行きバス乗車も、
今年はこの一度だけのレアな体験になり、
しかもお土産に自分で摘み取ったブルーベリーももらえて
皆さん遠足や社会科見学のようなワクワク感があったみたいです。
あくまで学びの場とはいうものの、
コロナ禍で顔を合わせる機会が減ってしまった同級生同士での
ちょっとした非日常気分の実習、
楽しくリフレッシュできる時間になったようです。
ブルーベリーを手に嬉しそうに帰っていく皆さんを見て
わたしもなんだかホクホク嬉しくなった7月の上旬でした。