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イーハトーブの科学と技術展(2)

2011.08.23

部屋の左奥では、鋳造によるペンダント作りが行われていました。
型を決めたら鋳砂に埋めて、上からぎゅーっと押さえつけて鋳型を作る作業中。
ファイル 972-1.jpg
砂遊びにも共通する部分があるのか、この時点ですでに楽しそう。
次は出来た型に溶けたアルミ(?)を流し込んでいきます。
ここはもちろんスタッフの出番。
ファイル 972-2.jpg
とろっと流れる金属を、興味津々で覗き込んでいました。
考えてみれば、日常生活において液体の金属を見る機会なんて、そうそう無いんですよね。

次のブースは、「ひかりで遊ぼう!(がんちゃん分光器作り)」
今回の新たな試みとして、作ってもらった分光器の写真を撮って会場のパネルに展示をしていました。
これがなかなか力作揃いだったので、一部をご紹介します。
ファイル 972-3.jpg
どうです?可愛いのから格好いいの、眼鏡をかけたの等々、いろいろながんちゃん(?)が勢揃い!
ひかりで遊んだ上に、お絵かきでも遊べる。一粒で二度美味しいブースでした。

続いては、「ソーラーであそぼう!」
ファイル 972-4.jpg
太陽電池を使った車や船、虫を作って遊びます。
光が当たると動いて、当たらないと動かない。単純なことですが、それもまた面白かった様子。
ここからエネルギー変換に興味を持ってくれるといいなー。

最後のブースは化学系の実験。
ファイル 972-5.jpg
同じように見えるのに、弾んだり弾まなかったりするボールを作ったりしていたようです。

と言うような内容でした。
ふと振り返ってみると、化学あり、物理あり、生物ありと、何ともバリエーションに富んだラインナップ。
一回りするだけでいろいろなジャンルの内容に触れることが出来ます。

見ていて思ったのが、参加している子どもさんたちがどこに行っても楽しそうなこと。
そうした興味を引き出すためにも、この様なイベントは続けていきたいですね。

因みに、この二日間の来場者数は1,800人超だったそうです。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。