2011.08.24
今週は雨の日が続いています。乾いた土壌に水がしみこみ、植物にとっては恵の雨かもしれません。
ところで、雨の日は気にも止めないのですが、岩大キャンパスは緑の木々に囲まれているので、当然ながら、このお方がたくさんいらっしゃいます。
松尾芭蕉さんの「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」は好きな句なのですが、夏の暑さを増長させ「煩(うるさ)さや 脳に押し入る 蝉の声」にしか聞こえないのは、私だけでしょうか。
ここが山寺(山形県)のような特別な場所ではないから・・・いや、やはり心の成熟さの問題かもしれません。
芭蕉さんの句の蝉はニイニイゼミと記憶していますが、この事務室の網戸にやってきた3センチメートルほどの蝉さんは、ツクツクボウシさんですかね。羽も涼しげですし、かわいいので、もう少し音量をさげていただければうれしいのですが・・・。