記事一覧

先端理工学特別プログラムの発表会

2020.03.25

岩手大学理工学部には先端理工学特別プログラムという、特徴的な活動があります。

HPの説明には

「理工学に対して高い興味と関心を持った学生を選抜し、高度な専門性や国際性、課題解決能力、リーダーシップ力を身につけるための特別な授業を行うことで、将来、地域や日本のリーダーとして活躍できる科学者・技術者を育てます。」

とあり、要は、高度な専門的素養やリーダシップを持った人材を育て、世界での活躍・地域への発展などに貢献できる力を育むためのプログラムを提供していますよ、という事になります。

この先端理工学特別プログラムの履修学生さんは、英語のスキルアップはもちろんのこと、リーダーシップを養うための社会体験学習や国際研修、研究室インターンシップ等を経験できるそうで、一般的な履修コースに比べ、多くのことを少し早く優先的に学ぶことができるようです。もちろんその分課題も多いのですが…。

と、そんな諸々の課題に対する活動報告が

ファイル 3190-1.jpg

本日、理工学部内の大きな教室で開催されておりました。
2年次生の発表会。どんな内容を報告するのでしょう?。

ファイル 3190-2.jpg

会場の中は、人口密度低め。
さすが、この時期の懸念事項…新型コロナとかインフルエンザとか…への対策が万全です。

時間の都合上、お二人の発表しか拝聴できなかったのですが、

ファイル 3190-3.jpg

最初の方は、子どもたちへ向けた科学実験教材の説明と、研究室インターンシップに関する報告をされていて、どの研究室でどういった経験をしたのかや、研究に深く関わりつつ子どもたちの理科的興味を刺激したいという将来的な希望を述べておられ、

ファイル 3190-4.jpg

次の方は、ドローン操作に関するプログラミングと短期留学について、20分間、すべて英語で報告していました。留学中には多くの経験を積んだようで、その際に感じた課題を改善し、今後に活かしていきたいと考えているようです。

ファイル 3190-5.jpg

同じ先端理工学特別プログラムに所属する学生さんからの質疑応答などもあり、非常に熱量の高い発表会だなぁと感じました。

入学2年目にして自身の活動を端的にスライドにまとめ、20分間で分かりやすく紹介し、質疑応答もしっかりと対応するなんて…すごすぎません?

まさに、このプログラムの目的に沿った成長を遂げているんだなぁと頼もしく感じました。

この4月に理工学部に入学する学生さんで特別プログラムに興味がある方もおられると思います。

以下のサイトに詳細が載っておりますので、ぜひご覧ください!

■岩手大学理工学部先端理工学特別プログラム
 http://www.se.iwate-u.ac.jp/sentanrikou

ギョギョギョ~!!

2019.10.04

はぁ…。
なんてこった…。

緑先輩からツッコミをいただいた通り、
わたしは去年に続き、
またエキスのお誕生日を忘れてしまった模様です…。

実は、業務とは関係ない個人的なものですが、
ずっと苦戦していたとある資格の試験に合格しまして、
ちょうどその翌日が例の9月30日だったというわけです。

…何が言いたいかって、
そう、浮かれていたんです。

合格までなかなかに苦労したという経緯もあり、
ポーカーフェイスを装ってはいますが、
心の中ではもうお祭り騒ぎ、なんなら山車も御輿も出動です。

同時に学内が賑やかさを取り戻したことで
「あぁ、学生さん、よく来ましたね、おかえりなさい…!」
などと変に高いテンションになってしまう始末。

先人の言葉に
「勝って兜の緒を締めよ」というのがありますが、
まさに今のわたしのためにある言葉です…。

浮かれすぎには気をつけます…。
落ち着こう、わたし。

来年は…覚えてるかな…いや思い出さないと。
思い出そう、わたし。

皮肉にも、こんな反省文を書いていたのも、
ちょうど去年の10月4日

人はなぜ、過ちを繰り返すのだろう。
人はなぜ…(遠い目)



…そんな言い訳を並べておりますわたしですが、
獣医学科の「遠隔講義」にお邪魔してきました。

何度かこの遠隔講義もエキスでご紹介させていただいておりますが、
「初めて聞く」という方もいらっしゃるかと思うので…。

遠隔講義とはなんぞやと申しますと。

専用のシステムを使って、
遠く離れた大学の講義をスクリーン越しに聴講することができる
なんならマイクをONにすればリアルタイムで質疑応答も可能な
とても画期的な方法で行われる講義です。

(受けるだけでなく、岩手大学から遠く離れた大学へ
講義を発信することもありますよ)

本日ですが、日本獣医生命科学大学から先生をお招きして、
東京農工大学の講義室から発信される
「魚病学」です。

つまり、

直接講義を受ける=東京農工大学の学生さん

ライブ中継で講義を受ける=岩手大学の学生さん

講師の先生=日本獣医生命科学大学の先生

この三大学の学生さんと先生とがリアルタイムで
システム越しにつながっているというわけです。



さっそくですが、
「受信側(岩手)」の講義室はこんな感じになってます。

ファイル 3079-1.jpg

正面のスクリーンに授業のスライドが。
これば通常の講義と一緒ですね。

この場にはいない、送信側の先生が操作するのと
同じタイミングで画面が切り替わります。

そして奥の大きなモニターには、今まさに講義中の先生の姿。

写真では完全にはお伝えできませんが、

映像、音声、授業スライドがすべて現地と同じリアルタイムで
岩手大学の講義室に届いています。

ファイル 3079-2.jpg

一方、学生さんたち。
こちらも通常の講義とさほど変わりませんが、
資料がオンラインで配布されることも多いので
タブレットやパソコン、スマホを使う人が多いのが特徴です。

たまたま、今日の講義は初回という事で、
資料が紙媒体で配られたので
わたしもちょっとだけ見せていただいたのですが

ファイル 3079-3.jpg

ギョギョギョ~!

フルカラーで、まるで魚図鑑のような
わかりやすく綺麗な資料です…!

講義って集中しようとはがんばるものの、
長丁場だとどうしてもぼんやりしたり聞き漏らしてしまったりが
途中で出てきたりもしてなかなか大変ですよね…。

けれど、これはまるで資料に吸い込まれるように
不思議とするすると頭に入ってきます。

先生のお話も、専門的な話だけでなく、
登場する魚にまつわるちょっとしたトリビアや
食べ方、地域の食文化などのお話をはさんでくださるので
ほどよい緩急があり、ぼんやりする暇が全然ありません。

(ちなみに中央上部のから揚げのような写真は
ライギョの揚げ煮とのことです。)



最近では「VR(バーチャルリアリティ」も普及し始め、
3Dホログラム投影の開発も進んでいるとか。

先生も画面越しではなく、実際にそこにいるかのような
もっとリアルな遠隔講義も、いつかの未来ではあるかもしれませんね。

非常に悪天候の時の授業の実施体制が変わります

2019.09.13

この近年、超大型台風やゲリラ豪雨などが増えたように感じます。しかも、その被害も年々増加傾向にあるような印象。
現在も千葉県では停電が続いていますし…
少しでも早く復旧すること、願っています。

と、そんな暴れん坊の天候時、警報等が発令された場合の授業体制について、10/1から変わるようですよ。

■気象警報等の発令時における授業等の取扱いについて
(大学HPに掲載されました)

それによると、例えば、盛岡市内のキャンパスでの授業は、

「午前7時の時点で気象警報等が発令されている場合、午前(1時限及び2時限。ただし、共同獣医学科は1-2校時及び3-4校時)の授業を休講とする。」

「午前 11 時の時点で気象警報等が発令されている場合、午後(3時限以降。ただし、共同獣医学科は5-6校時以降)の授業を休講とする。」

とするようですし、大学HPにもその旨掲載されるとのこと。

ただし、休講対象となる警報は

 【暴風警報・暴風雪警報・特別警報】

で、例えば大雨警報では休講とならないそうで、ここは注意が必要です。

FAQも掲載されていますので、学生さんは一度目を通すことをお勧めします。

■気象警報等の発令時における授業等の取扱いについて
 https://www.iwate-u.ac.jp/info/important/2019/09/002701.html

結構使うんで嬉しいと思います!

2019.09.03

今日・明日と、岩手大学理工学部を会場に
 「電気学会 基礎・材料・共通部門大会」
が開催されています。

この様子は追々紹介するとして。

学会の開催前には建物内でアレコレと会場準備が行われるのですが、その際にこんな素敵なプレゼントが置かれていることに気づきました。

ファイル 3058-1.jpg

はい、付箋とあぶらとり紙。

この「ご自由にお持ちください」っていう言葉、嬉しいですよねー。

特に、学生さんは付箋結構使わさるんですよね。
教科書の中の重要な箇所へのしおり代わりに、ちょっとしたメモに、伝言だったりにも使う付箋。
しかし、買うとなると、高くはないけどためらう値段…。

あると便利。
無いと不便。
でも、ためらう値段。
(そして最初に戻る)

学生時代って、こういう負のスパイラルに陥りがちなんですよね…。挙句の果てに、同じ金額ならパン買っちゃうか!みたいな?。

ということで、このプレゼント、せっかくなのでクイズ形式で

ファイル 3058-2.jpg

この部屋のどこかにあるほか、玄関付近にも置いてありますので、ぜひ探してみてください(^^)。

学修支援、充実

2019.07.08

抜けるような青空!

ファイル 3020-1.jpg

気持ちいいですね!

ファイル 3020-2.jpg

4丁目の門に登場した新しい看板も、日を浴びてきらっきら輝いています!

さて。
そんな気持ちの良い日の昼食時。
冷たい麺をすすっていたところに飛び込んできた掲示が

ファイル 3020-3.jpg

これ。
学修支援室の案内。

皆さんが苦手と感じる、例えば物理とか生化学とか数学とか。
そういった辺りを支援教員の先生方に別途ご指導いただけるようです。

そればかりか

ファイル 3020-4.jpg

初めての期末テストやレポートへの不安を、大学院生が和らげてくれるサポートサービスまで!

ちなみに明日は、
「1から教えるテイラー展開・マクローリン展開」…

わ、ワタシも受けに行った方が良いのか…な。
17時からとのこと。
気になる方はぜひ学修支援室へ。

予約不要、出入り自由とのことですよ(^^)。

ページ移動