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晴れ男、晴れ女

2019.05.30

農学部2年生の(一部の課程・コースで)必修の科目、農場実習I。

田植えとうもろこしの播種、などご紹介しておりました。

そして直近で行った実習が、サツマイモの植え付けです。

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この日もまた、日差しも気温も真夏のように暑い日でした。

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そこで思ったのですが。
もしかして、この実習を履修している方の中に、
かなり強力な晴れ男さんまたは晴れ女さんがいるのでは…?

春~初夏、しかも山間に近い地域のお天気はなかなかの気まぐれで、
ひどい雨に見舞われて、予定を大幅に変更せざるを得なかったり
田植えのようにどうしても時期や日程をずらせない実習の場合は
雨具着用のもと、泥と戦いながら決行する、なんてこともありました。

しかし今年のこの農場実習、今のところほぼ晴天に恵まれております。
悪くてもせいぜい「晴れ寄りの明るい曇り空」程度。
そんな風に曇っていても、実習時間内には日差しが出てきていました。

これは、晴れ男さんまたは晴れ女さんがこの中にいるに違いない…!

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そうそう、先日総合フィールド科学実習を履修している一年生で
「ジャガイモとサツマイモは『イモ科』だと思ってた」
という方がいらっしゃいましたが。

サツマイモは「ヒルガオ科」、ジャガイモは「ナス科」なのだそうです。

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植え方も、サツマイモは苗を土に挿し木のように挿す一方、
ジャガイモは種イモを土に植え、後で地上に芽が出てきます。

そういったことも、本で見たり授業で習うのもよいけれど、
実際に目で見て実物をさわってみて
「ああなるほどなぁ」と思うこともまた、実習ならでは。

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サツマイモを植えてる皆さんがいるあたりは、
以前にキツネやトンビが現れていたエリアだったりします。

そういえば、
初めてここでキツネを見たときには相当感動したものでしたが、
いかんせん、盛岡市内にある上田キャンパスにカモシカが現れたので
いまとなっては「滝沢農場にキツネ出現」という出来事が
「普通の日常」感覚の認識になりつつあります…。

令和の時代も続く実習

2019.05.22

ちょうど1か月ほど前に、

http://uec.iwate-u.ac.jp/ekis/diary.cgi?no=2967

水稲の播種の見学をしていた話題、覚えてますか?

あれから1か月の時を経まして、

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いい感じに育った苗たちが、ついにハウスを出る日がやってまいりました。

そう、田植えの実習です。

毎年話題にさせていただいてる実習なので、
できるだけ違ったアングルをもとめて
毎年学生さんによって変わる雰囲気、作業中の会話、
時折起きるアクシデントなどなど、
その年その時しかない瞬間を少しでもお伝えできればと思います。

真っ青な空が静かな水面に映り込んで綺麗だった一昨年。

去年は1日目終了後、天気が大きく崩れて2日目が中止になりました。

さて今年はといいますと、

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陽射しは去年より強め、風も去年よりそこそこ吹き、
春というより初夏に近いお日柄でした。

奥の方にくっきり見える山は、もちろん岩手山。

去年の記事では上半分が雲で覆われてしまっており、
「山に雲がかかると天気が崩れる」
とという言い伝え通り、2日目が中止になりましたが、
今年はどうやらそういう心配はなさそうです。

まさに令和の時代初めての田植えにふさわしい、
とてもすばらしい眺めです。

そして今年は、本学だけでなく、
ここ滝沢農場と同じ滝沢市にある
「岩手県立大学」と「盛岡大学」からそれぞれ
数名の学生さんと引率の先生方が参加していました。

サークル活動やアルバイト、インターンシップなどではなく
正規の授業の中で近隣の他大学の学生さんと一緒というのは
めったに経験できないことだったりします。

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そうそう、
冒頭で「春というより初夏に近い」と表現しましたが、
そう感じた一番の理由がこちら。

細く華奢で透き通るように青いトンボがたくさん。

ちょうど先日、桃先輩の記事で
「スコーンと抜けるような印象的な空の色」
カラーコードで紹介されていたあの色から
そのままグラデーションで広がっていった先にあるような、
透き通るような淡い青色。

そんな青く細い工芸品のようなトンボたちが
水面をたくさんツーッと飛び交う様子は、
夏の小川の水面のようでした。

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良いお日柄と皆さんの手際の良さで、
どんどん苗が消費されていくので
農場職員の方も苗運びに大忙しのようでした。

続きます

令和の時代も続く実習(おまけ)

2019.05.22

なんだかんだで、やっぱり言葉に直すよりも
実際の光景を是非見ていただきたいと毎年思います。

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通常は田植え用の長靴を貸し出しているのですが、
最近は手植えでの田植えができる機会が減っているせいなのか
「裸足で是非やりたい」
という申し出もあるようです。

たしかに、よく小学校等でやっている田植え学習などでは
裸足で田んぼに入る児童の皆さんの姿が印象に残ります。

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慣れない泥の中では、実は素足のほうが身動きが取りやすく、、
またこの日のようにそれなりに気温が高いときは
冷たい泥や水の感触が心地よかったりもするので
なかなか好評のようですね。

中には
「うっかりケッパリ※してしまったため、やむを得ず裸足になった」
というちょっと気の毒な学生さんも…。

※田植えに限らず、何らかの理由で靴の中が浸水してしまうことを
方言で「ケッパリ、ケッパ、キャッパ、カッポ」などと呼びます

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中腰で作業して、汗もかいてほどよくすいたお腹に、
今年もこびる※をどうぞ。
(※農作業やお仕事の合間にとる軽食、おやつ)

昨年農場でとれたお米に、岩大味噌で作ったお味噌汁です。

今年もパートの職員の方が前日の仕込から仕度してくださり、
そして実は…わたしもちょっとだけお手伝いさせていただきました。

お米、この日炊いた量はなんと8合×6釜=4.8升!
お米を「升」単位で炊くって一般家庭じゃなかなかないですからね…。
8合分のひと釜が炊けただけでも、それはもう圧巻でした。

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率先して配膳などやってくれた皆さん。
掲載を快く承諾くださって、ありがとうございました。

田植えといえば機械で植えるのが当たり前な現代。
だからこそ、こうして手で植えることができる機会はより貴重でもあり、
昔なら「労働」だった人の手での田植えは、今では
遠足のように「楽しみでワクワクすること」であるのかもしれません。

「昭和の時代には一週間泊まり込みの実習だった」
というお話を聞き、
その後に笑顔で楽しそうに実習に取り組む皆さんの姿を見たら、
時代の移り変わりとともに物事の価値も移り変わっていく様子が
ほんのちょっとだけ見えたような気がしました。

さて、そんな令和元年のお米、収穫するのは約4か月半後。
今年もどうか無事に育ってくれますように。

君の名は。

2019.05.20

今年も一年生の畑もだんだんそれらしくなってまいりました。

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ちゃんと芽がこのとおり

……

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名前がついてる…!?

ちょっと!はるこって誰よ!
どこの女…!?
わたしというものがありながら!!

…なんだか一瞬修羅場っぽくなりそうな想像をかき立てられましたが
どうやらこの班のメンバーに事情を聴取したところ、
名前の由来は以下のようです。

この実習で作付しているダイコン2品種のうち1品種の名前が

「つくし春」

なので

そこから「はる」をとってきて「はるこ」とのこと。

ダイコンのはるこさん、
どうか丈夫で色白でまっすぐに育つよう密かに祈っております…。
あわよくば、ピリッと辛くないお味ならなお嬉しいです…。

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そして色白に育つ予定の女性のそばに突如として出現した

「富士山」

これもダイコン2品種のうちもう1品種「エベレスト」から
インスパイアされた名前の模様。

ちなみに写真には残していませんが「チョモランマ」も
ありました…。

よく見ると後ろには「比較用」と但し書きされたものもあるので、
もしかしたら何か自主的に対照区をもうけて実験している…?

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ジャガイモは「男爵」だから
中世の西洋風の名前になるのかと思いきや
まさかの「おの」さんと「いもこ」さん。
まだ見ぬそのお姿、次回にはお目にかかれるでしょうか。

いまや「令和」の時代を迎えた日本の元号すらも
まだ始まっていない時代の人物が突如出現しております。

人物から山まで、なんでもありなにぎやかな畑ですが、
この札、この班のメンバーが自前で用意しているもよう。

ひとつひとつに名前がつくと、わく愛着も違ったりする…?

そういえば、何年か前にはトウガラシとニンニクで防虫スプレーを作って
毎回葉っぱに散布している班も過去にはありました。

(画像がなくてごめんなさい)

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いつの年の一年生もそうだったように、
皆さん、より楽しく、より良くなるよう工夫しながら
この実習に取り組んでいます。

(肝心の野菜たちのお世話やレポートは、
しっかり皆さん取り組んでますのでご安心くださいね)

今年も、まずは芽が出てひと安心。
今後の生育に今年もご期待ください。

桜、まだ咲く

2019.05.14

桜は桜でも「さくら『んぼ』」の花なんですが…

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たしか以前もこれくらいの時期に紹介したと思うのですが、
滝沢農場ではセイヨウミザクラ(さくらんぼ)の花が
先週ちょうど満開になってました。

同じ桜でも、柄のつきかたや形にどことなくさくらんぼの雰囲気が
出ているような気がしませんか?

この満開の花ひとつひとつが、
いずれさくらんぼの実ひとつひとつになるのかと思うと
もうワクワクしちゃいますよね。

ちなみにソメイヨシノの実はとても渋くて酸っぱかったです…。
「いけるんじゃないか」と思って口にした若かりし日…。

さて、そんな桜(んぼ)満開の滝沢農場ですが、
先日はトウモロコシ畑の播種の実習でした。

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作業自体はとてもシンプルで、
既に職員の方が張ってくれたマルチの植穴に、
指で小さな穴を掘って2粒ずつ種をまき、土をかぶせるというものですが

「どうして2粒なのか?」
だとか
「どうしてその深さで植えるのか?」
だとか
「種の表面の毒々しい赤色はなんなのか」
だとか
「品種名とその特徴」
「播種から収穫までの日数」
だとか
「マルチが何のために張ってあるのか、素材や色による効果の違い」

などなど、本格的にまとまった量を生産するのに必要な知識が
(本格的にやらなくとも、知っていれば決して損はないですが)
作業のシンプルさなんて吹き飛ぶくらい盛りだくさんなので

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こんな風に皆さん真剣に説明を聞いてくれています。

この日はあいにくくもり時々雨だったので
土も湿って手も泥だらけになってしまうコンディションでしたが、
イマドキの学生さんって、皆さんそういうの気にしてないのか、
楽しくほど良くおしゃべりもはさみつつ、
ちょちょいと作業を進めていくんですよね。

長-----い畦をみんなで手分けしてやるので、
お互いの位置と進捗の確認もまた必要不可欠。

たまに「掘ってみたらもう種が植えられてて慌てて埋め戻す」のも
これまたご愛嬌。

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今年も、これから少しずつ景色に緑色が増えてきますね。

令和最初のこのよき年の実習も、
皆さんの学び、収量ともに実り多いものとなりますように。

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