記事一覧

今日は雨。

2019.05.21

今日は朝から雨の盛岡。
花粉症なので、晴れた日はあまり屋外に出ず、
だからと言って雨の日に積極的に屋外に出るわけでもないので、
この時期、お昼休みなんかも図書館内にいることが多いんです。


しかしながら、図書館勤務になって3年が過ぎましたが、
新発見、というか…こんな恵まれた環境で働いてたのに、
気づかずにいたか、という驚きを覚えることが、
3年を過ぎてなおありまして…。


例えば、わたくし、

(1)高校の修学旅行で京都市に行って以来、
寺社仏閣を巡るのが趣味なのに、
近頃、なかなか行けていない。
にも関わらず、最近は城郭にも興味が湧き始めた。

(2)毎朝仕事前にコーヒーを1杯飲むのが習慣なんですが、
缶コーヒー購入費が勿体無くなってきたので、
自宅でコーヒーを淹れて持ってき始めたところ、
コーヒーについて色々調べてみたくなった。

(3)昼食費が勿体無くなってきたので、
お弁当を作り始めたところ、
あっという間にレパートリーが枯渇。
流石に何か新しいメニューを増やしたい

という深刻極まりない悩み(?)があったんですが、
全部解決しましたね、館内で。あっという間に。


(1)については、なぜこれまで気づかなかったか、
と思うんですが、館内の美術書関係のコーナーに
古寺美術全集だとか、
国宝、重要文化財の全集なんかが揃ってまして、
これらを1冊1冊じっくり眺めてるだけで、
巡ってる気分に浸れますね
(あくまで個人的感想ですが…)。
ファイル 2985-1.jpg
ファイル 2985-2.jpg
お寺とか神社とか、実際に行くしかないと思い込んでたんですね。
行けないなら行けないなりの楽しみ方はあるな、と。


(2)、(3)については、
雑誌コーナーで解決しました。
ファイル 2985-3.jpg
市内や近県の喫茶店、コーヒー豆専門店の情報を得、
GWのリベンジに出かけようかと考えたり、
鶏むね肉の特集を食い入るように眺めたりと、
実に充実の時間を過ごしつつ、
これまでガブガブコーヒー飲んできたのに、
知らないことばかりで逆に驚くという…。

そして大学だからなのか、
お料理の雑誌は初心者向けのものもあり、
まさに初心者の僕にはぴったり、という。

あ、それに、某有名(だと僕は思っている)
雑誌のコーヒー関係の特集を読んでたら、
本学卒業生が東京で開いている喫茶店が紹介されていたりして
(普通に声を出して驚きました)。


なんだか、大学の図書館っていうと、
勉強する場所という印象が強く、
それ自体は間違ってはいないとは思うんですが、
こんなに楽しい(?)空間だったことを見逃してたなぁ、
と、我ながら情けなく思っています。
ファイル 2985-4.jpg
花粉症と雨はいろんなことに気づかせてくれるなぁ…。

行ってみました、桐丘荘

2019.04.16

やっぱり今週だよね。

ということで、2年ぶり2度めの開花宣言を果たすべく、この効果により大学で一番早く桜が咲くと個人的に思っている、図書館前のアーチの中央に咲く桜へと足を向けてみました。

が、意外や意外。
ここの桜は蕾も小さく、色づきもまだまだ。
駐車場入口付近にある、昨日紺さんが紹介していた桜のほうがよっぽど咲きそうな気配を漂わせていました。

漂わせていた、ということはつまり、ここはまだ咲いてない。。。

ならば!と向かったのは、これまた昨日と同じく教育学部2号館前。
ポカポカと暖かい春の日差しを受け、見事に色づく桜の木
ファイル 2965-1.jpg
ではありますが、咲いてるかというと、、、
咲いて、、、る?
咲いて、、、ない??

なんかこう、微妙な判断を要するところではありますが、これを見る限り、
開花宣言、見送り!
とさせていただきます。

明日は今シーズン最高の22℃という予想が出てますし、構内色んな所で一気に開花宣言を出せそうな気配がしますが、
結末はいかに…。
 
 
さて、開花といえば、桜より一足先に花開く梅の花が咲いていた「桐丘荘(とうきゅうそう)」について、

なんの施設ですか?

というご質問がコメントに寄せられましたので、この場をお借りして解説させていただきます。
(コメントありがとうございました)

大学では、共同研究だったり集中講義だったりのあれやこれやで、学外よりお客様を迎えることがよくあります。
そうした来学者の方や、本学職員等のための宿泊・会合施設が、この桐丘荘でございます。
ファイル 2965-2.jpg

アクセスや値段のお陰でしょうか、国外からの利用者も多いようで、玄関には「オートロックに気をつけましょうね」、という張り紙が、英語→日本語の順で掲示されていました。
ファイル 2965-3.jpg

この「桐丘荘」という名前、第6代学長の原田三郎先生が命名されたとのことですが、その名の通り、近くには岩手大学の学章にも登場する桐の木があり、もうしばらくするとスマートで特徴的な桐の花が咲くことでしょう。

もう一つ文字
「丘」
に因んだのか、桐丘荘の客室には岩手の山の名前がつけられています。

岩手山の別名である「岩鷲」に
ここに雲がかかれば盛岡に雨が降ると言われる「南昌」、
民話で岩手山の妻である「姫神」、
県南にある海が見える山「五葉」、
単独峰ではないが国定公園の「八幡平」、
山頂が岩手と宮城の県境になる「栗駒」に、
「胡四王」・・・

胡四王?
えー、岩手に生を受けはや数十年となりますが、すみません、存じませんでした。
というか、読めませんでした。

こちら、花巻市にある
「こしおうざん(胡四王山)」
で、麓には「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治イーハトーブ館」、「宮沢賢治童話村」などなど、当大学の卒業生である宮沢賢治に関する施設が軒を連ねる山でございました。
いやー、不勉強を恥じ入るばかりでございます。

そんな客室の他にも、研修室を2室(「北上」と「雫石」という2つの地名が付けられています)を備えた施設。
それが「桐丘荘」でございます。

つかの間の、さみしい時間

2019.03.25

先週は卒業式・修了式でしたね。
巣立つ皆さん、おめでとうございました。

毎年そうなのですが、卒業式等が終わった後には異動による職員の離任式や退職等の方々を送り出すセレモニーも続きます。

ファイル 2949-1.jpg

天気までこんな調子で、新年度を迎えるまでの間、何かとさみしさに拍車がかかっちゃうなぁ。
数日後、また暖かくなるようですが、三寒四温の季節です。体調にはご用心を。

理工学部内を歩いていたら、こんなものにふと目が行きました。

ファイル 2949-2.jpg

電話。
しかも、壁、直付き。

近づいてみると

ファイル 2949-3.jpg

エレベータ用のインターホンらしく。

ってか、実際のエレベータは

ファイル 2949-4.jpg

電話のある場所からちょっと離れてて、なぜここなのかが謎。
継続して、調べてみようと思います。

ファイル 2949-5.jpg

館内には、セレモニーで卒業・修了性を見送ったお花が飾られていました。
肌寒いこの気温、お花にとっては快適かもしれませんね。

今日は後期合格発表でした

2019.03.20

本当に良く晴れた今日は一般入試(後期日程)の合格発表です。
合格された皆様、おめでとうございます。
ここまでお疲れさまでした。。

…ほんとは発表の場に立ち会えれば良かったんですが…。


話は全く変わってしまうのですが…。
先日、釜石キャンパスに行って参りました。
ファイル 2942-2.jpg
時折釜石市には行くこともあったんですが、
キャンパス内の建物の中に入るのは実に4年ぶり。

この4年の間に、
農学部に水産システム学コースが誕生し、
現在、その第1期生の皆さんが釜石キャンパスで学んでいます。

春休みということで学生さんの姿はチラホラとしか見かけなかったんですが、
証明書発行機があったりしますと、
ファイル 2942-3.jpg
「あぁ、学生さんがいるんだなぁ」としみじみ感じます…。


新年度には新しい建物もでき、
どんどん変化していく釜石キャンパス。
ファイル 2942-4.jpg
ファイル 2942-5.jpg
来年度予定している事業の関係で、
今年は何度か釜石キャンパスにお邪魔することが
あるだろうと思いますので、その中で、
研究の様子や学生さんの様子などもお伝えできればなぁ、
と考えております!

TON48

2019.02.21

突然ですが、またまたクイズです。

我々が日常的に使用している「水」
大学でも飲用はもとより、うがい手洗いや掃除、また実験用具の洗浄など、様々な場面で使用されるため、常に安全で安定的な給水が受けられるようになっています。
そのための設備が、こういった受水槽です。

ファイル 2924-1.jpg

水道管からの水を一旦蓄え、ポンプや位置エネルギーによる水圧で利用者のもとへ水を届ける受水槽

ですが、

ではこの受水槽の容量は何トンでしょうか?
 
 
えーっと、これは受水槽ですから、ここに入るのは当然、水。
水は1立方メートルで1トンになるから、つまりはこれの体積を求めれば良い、と言うわけですな。

ではまずさっきの写真から探ってみましょう。
改めて見てみると、手前側に取り付けられたハシゴの右側と左側で大きく違う所があります。
右側は、正立方体が規則正しく積み上げられた感じで、その境となる目地は金属らしきもので補強されているように見えます。
一方左側は、そうした補強はなく、また大きいサイズのパネルが使われています。

それを踏まえて、駐輪場側からの姿を見てみると、そこには
ファイル 2924-2.jpg
ドア。
明らかに人が出入りするためのドアが設置されています。
ということは、このドアの奥には直接水があるわけではなく、人が入れるだけの空間が存在することがわかります。

つまり、この面から見て奥側、すなわち金属で補強がある部分が、水を蓄える部分となるわけです。
ファイル 2924-3.jpg

それが分かればあとは簡単。
補強部のマス目は、縦が4個、奥が4個で16個。
それが3段に重なっているから、
全部で48個っ!

あとは、このマス1個あたりの体積が分かれば、回答を導き出すことができます。
昨日は「ぱっと見1メートル位の切れ目の幅が、ほぼ90cm」なんてことを言ってましたが、それとこれとじゃ話が違う。
実測しちゃいませんが、このマス目の1辺の長さは1m!
よって1トン/マス!!
つまり、この受水槽の容量は

48トン
であることが分かるのです。
(どやぁ!)

前回は(おおよそ)なんて弱腰な言葉をつけていましたが、今回は絶対の自信を持って言い切りますよ!
なぜならこれには根拠があるのですから。
ほら、
ファイル 2924-4.jpg
書いてるもん!


どうですか、皆さん。
当たりましたか?

ページ移動