大学のカリキュラムの中には「全学共通教育」というくくりの科目があります。これは、主に全学部の1年次学生に向け開講されるもので、大学生としての教養を深める事や語学力の充実などが目的の授業となります。
岩手大学では、その「全学共通教育科目」の学生を対象にアンケート調査を行っており、その結果、とても好評だった授業を「優秀授業」と認定し、授業を担当された先生方を表彰しております。
今日のお昼、その表彰式があるというので(^^)、お邪魔させていただきました。
会場はこちら。
学生センター棟の一室です。
授業アンケートを実施している「大学教育総合センター」のセンター長で、本学副学長でもいらっしゃる高畑先生より表彰状が授与される形でスタートしました。
授与後、高畑先生からは
「全学共通教育科目ということで、評価の高かった授業は語学やスポーツが多かったが、学生さんからの支持が高いということは、授業内でのコミュニケーションが充実していることを意味しているのだろう。良い授業というのは、何年経っても心に残るものである。きっと、先生方は学生とのコミュニケーションを通じて、授業内で、それぞれの生き方や目標などについても指南してきたのではないだろうか。それが学生に伝わったのだと思う。」
というご挨拶をいただきました。
式後のコーヒーブレイク中、受賞された先生にお話を伺ってみたらどうか?というご提案を受け、ご紹介をいただいたのが
人文社会科学部の長野俊一先生です。専門はロシア文学でいらっしゃるそうで、ご担当されているロシア語の授業が優秀であると表彰されたとのことでした。
大学での第二外国語としてロシア語を選択する学生さんはあまり多くないとのことでしたが、近年の学生さんたちは「ロシア語を学習する動機がしっかり定まっている」ため、熱心に習得されるそうです。長野先生は、授業優秀表彰式の常連さんとのこと。先生の教育に対する思いと学生さんへの想いとが、半期の授業を実り多いものにしているんだな、と、とてもよく分かりました。
受賞された先生方は、全員で46名です。
みなさま、大変おめでとうございました。