立て続けにやってきた2つの連休も風のように過ぎ去り、
気が付けば5月。
大型連休が明けた月曜日。
ちょっと朝の足取りが重かった方もいらっしゃるかと存じますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
おかげさまでエキスも今日から通常運行に戻ります。
今日はちょうど4月末の連休と5月頭の連休のすき間の平日の様子を。
先日、実習プレデビューを果たした一年生の皆さん。
当初の本戦デビューの予定日に天気が崩れてしまったので、
気を取り直してGWのど真ん中の平日、決行しました。
本来は一年生を半数ずつに分けて交互に、という実習なのですが
時間割の都合上、今回も前回と同じく一気に全員で取り掛かります。
もうこうなると
先生は拡声器を常に装備。
250名近くを屋外に集めて、全員に声を届けるのはかなり大変。
ちなみにスタッフももちろんこの日は総出です。
教員2名をはじめ、滝沢農場や学内の技術系職員、
TA(=ティーチング・アシスタント、先輩の学生さんが務めます)、
これだけいろいろな身分の人が集まると、もはや実習であることすら忘れそう。
この日やるべきことは、
ジャガイモの植えつけ、
ダイズ(枝豆)の播種と防鳥網の設置、
ホウレンソウとスイスチャード区画の土作り(苦土石灰の施用)、
ダイコンの畝立てと播種
と初回からかなりのボリューム。
鍬をはじめ農具の扱いに慣れていなくとも、
いろいろな作業が人数の多さでカバーできるのも
この実習の特徴のひとつ。
長さを測るのに自分の手の長さや靴の大きさを目安にしたり、
「LINEグループ」を作って水やりの当番や提出レポートの相談に使ったり、
生活に役立つちょっとした知恵や便利な道具も
皆さん適度にうまく活用してるみたいですよ。
そんなこんなで、
これだけの人数が入り混じっても、混沌とせずに
(さすがにこれだけ集まればわいわいと賑やかにはなりますが、
コミュニケーションも大事な要素…ですよね?)
全班が実習時間内に規定の作業を終えられる、というのは
やっぱり皆さん一人一人が協調性を持って取り組んでいるからこそ。
入学してまだ日が浅く、あまり話したことのない皆さんが
こういう実習を通して仲良くなっていく様子が
今年も毎週少しずつ見えてくるのかな、と
毎年この日を迎えるたびにワクワクするわたしなのでした。
で、日没前にはちゃんと終われましたよ。
いきなりかなり盛りだくさんだったので、
きっと皆さんお疲れだったはず。
この後、連休後半戦に突入でしたが
そこでうまくリフレッシュできたでしょうか…?
今週から、実習もまた少しずつ進めていきますよ。
学生さんだけでなく、教職員の皆さん、読者の皆さん、
「5月病」なんて言葉がありますので
連休明けだからといってあまり無理して張り切りすぎず、
まずは目の前のことからひとつずつ取り組んでいきましょう。