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とある学生実験中の出来事

2012.01.27

とあるアンケート調査にご協力いただこうと伺った授業。この授業は、小学校の教員を目指す学生さん向けに行っている、実験を主体にした内容の授業です。岩大エキスでも今まで何度か紹介しています。

伺ったのは、授業の後半。「石灰水に二酸化炭素を通すと白く濁る」ことを確認するための実験中で、学生さんたちは代表者が

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こんな風に、ビーカーに入った石灰水に呼気を吹き込み、呼気に含まれる二酸化炭素でも石灰水が濁ることを確認していました。

その様子を撮影していると…

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二人の学生さんによる「撮ってくれ」と言わんばかりの強烈なアピール。二人分の呼気が吹き込まれる石灰水は、真っ白に濁るだけでなく、勢い余って実験台にこぼれてました。

「今日の岩大エキスにこの様子、載るからね!」と伝えたのですが、二人とも見てくれているでしょうか?(^^)。

そんな感じで授業が進んでいたのですが、終わり間際、大きな笑い声が聞こえ、向かってみると…

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どうやら、実験道具を片付ける際に、誤って実験に使う材料をまき散らしてしまった様子。

ファイル 1088-4.jpg

ひとしきり笑った後、張本人が反省してお片づけをしていました。これが危ない試薬等であれば慌てて一緒に片付けるところなのですが(^^)。

ちなみに。
石灰水に二酸化炭素を通すと濁るのは、石灰水の成分である水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応して「炭酸カルシウム」が生成されるからです。炭酸カルシウムは水に溶けにくいため、白く濁ります。