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空き家

2012.11.09

各色Bloggerが代わる代わるお伝えしたくなるほど、大学構内は秋らしい色遣いに変化しています。

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それに併せて、地面を飾る落ち葉の量も着々と増加中。職員さんたちが定期的にお掃除してくださるのですが、数時間経つとこの状況。
とはいえ、落ち葉を踏んでカサッとする感触は、なかなか楽しいものです。子どもたちも、落ち葉を踏んではキャッキャしている様子。

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地面だけではなく、生垣の上にふんわりと乗る落ち葉も風情があります。

と、そんな中、とても珍しい落ち葉を見つけました。

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蜂の巣付き。だけど、蜂の巣はすでに空き家になっていました。
長さ20センチほどの葉に、直径4センチほどの蜂の巣。とても小さい巣なのですが…この形に近づくのは、なかなか勇気のいることでした。

しかし、空き家だとわかると観察をしたくなるもので

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巣の根っこ(という表現が正しいかどうかは分かりませんが)の様子や、葉脈の一番太い部分(主脈とか中央脈とかいうようです)に固定しているな、など、しげしげと見つめてみたりして。

巣の色が鮮やかな黄色で特徴的なので調べたところ、「キボシアシナガバチ」という種類の蜂の巣のようです。アシナガバチというと攻撃的な印象なのですが、こんなきれいな巣を作るとは…驚きました(^^)。

とはいえ、まだ住人がいる巣もあると思います。
落ち葉が増え、枝の陰に蜂の巣を見つける等があると思いますが、容易に近づいて刺されないようにお気を付けください。