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考古学者気取りなわたし

2014.02.18

小学生の頃。
スキー場でリフトに乗っている間、
暇なんで、足下を眺めながら、
父から、雪上に残る動物の足跡について教わりました。


「あれがウサギで」
「これがキツネで」
「あ、カモシカ」
みたいな感じですね。


雪の上に残る足跡が、
秘密裏に動く生物の行動を教えてくれて、
スキーそっちのけで興奮したりしたんですが。

そんな幼い頃の記憶を懐かしみながら
学内を歩いてみますと、
雪の上に残された痕跡が、
色んなことを教えてくれます。
ファイル 1646-1.jpg
…2匹の邂逅の跡かしら、とか。


この猫は氷の上も渡るのか、
ファイル 1646-2.jpg
とか。


この自転車は何を考えて
ファイル 1646-3.jpg
この経路を取ったんだろうとか。


雪は自分で考えている以上に、
自分の痕跡をキレイに残してくれます。

雪による美術品もその一つでしょうか。
ファイル 1646-4.jpg


春休みに入って、
学生の皆さんがすっかり少なくなった大学構内ですが、
(人間も含め)色んな生き物が活動していることを、
残された色んな跡が教えてくれます。



……個人的には、
見ぬ植物園内に生息しているというリスの痕跡を
見つけてみたいんですが…。

…さすがに足跡は…ないかな。軽いしな。