ここは教育学部。
水曜日の3コマ目、理科教育法(小)の授業風景。
でも、いつもの授業とは違うんです。
何が違うか。それは、
卒業生の特別講義だから(^^)。
実は、この方、メタ認知という領域を専門的に研究されているのです。メタ認知を教育に活かして授業を形成すると、児童・生徒の理解がどの程度まで深まったかが分かるため、徐々に教育の現場に取り入れられ始めているとのこと。
よって、この教育法の1コマが特別講義に充てられたそうなのです。
ところで、メタ認知ってご存知ですか?。
Wikipedia先生やWeb内で情報を集めたところ、
【メタ認知】自己の認知活動を客観的に捉え評価した上で制御すること
と解説されていますが、正直良く分からない…。
もう少し詳しい解説を探してみると
・自分を客観視すること
・自分が考えていることと他人が考えていることが違うと分かること
・自分の知識量より他人の知識量の方が多いと知っていること
などがメタ認知に由来する考え方のようなのです。
とはいえ、良く分からないから研究対象になるといえばその通り。
だから、1つの研究領域として確立しているのでしょう。その研究領域を持ってして在学生に講義できるのも幸せの一つですね。
また、学生だった頃と変わらぬ雰囲気のまま講義をしている彼の姿を眺めるのも、ワタシにとっての幸せの一つでした。
この思考にメタ認知が働いているかどうかは別として(^^)。
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さて、先日のウバユリの記事についてこんなコメントをいただきました。
「ウバユリのウバは「乳母」なんでしょうかね。」
で、調べましたところ、そうではないようです。
漢字で書くと「姥百合」。
なんでも、花が満開の頃になると葉が枯れ落ちてしまうウバユリの様子を【葉=歯】として例えたシャレから名付けられたとの説明がありました。
シャレで付けたとはいえ、何とも残酷な名づけかた(^_^;;。
現在では、花が咲いても葉が落ちるばかりではないようですし、今が漢字の変え時かも知れませんね。